NYダウ平均株価 最高値更新 バイデン新大統領就任式混乱なしで
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米国株式相場は続伸。ダウ平均は257.86ドル高の31188.38ドル、ナスダックは260.07ポイント高の13457.25ポイントで取引を終了しました。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7935万株減の10億3995万株でした。
第46代大統領にバイデン氏が宣誓就任し、新政権への期待に寄り付きから上昇。1人当たり最大1400ドルの現金給付などを盛り込んだ1兆9000億ドル規模の追加経済対策案を発表済みで、積極財政への期待が高まっています。それに関して議会を通過できるかは未知数の部分が大きいものの、株式市場はバイデン政権の経済運営に期待感を高めて新政権が始まりました。
また、赤字が見込まれていたネットフリックスは昨年第4・四半期の予想を大幅に上回る好決算を発表しており、有料会員数の伸びも851万人増と予想を大きく上回り会員数は累計で2億人を突破し、株式総合指数は史上最高値を更新しました。
市場はとりあえず、昨年の定番の組み合わせである、グロース株買い・低金利・ドル安のシナリオ復活を期待しているようです。それ故に、昨年第4・四半期決算発表関連でも好決算でネットフリックスが大きく上昇する一方で、昨日までに出そろった米大手銀行4行やゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーのような投資銀行の決算が市場予想を上回ったにも拘らず金融セクターの反応は極めて鈍いのがそれを象徴しています。
そういう意味では、債券利回りと米ドルについては、まだ直近の高値圏にありますが、パウエルFRB議長が政策方針の中で、債券利回り上昇に対し、一定の上限を決めているのが株式相場に効いているようです。
今後予想されるマクロ指標悪化及び景気敏感銘柄の決算発表を通し、銀行、エネルギーやパンデミックで最も悪影響を受けたレジャーやホスピタリティ関連銘柄がどのような展開になるのかが今後の焦点となるでしょう。バイデン初日に米国株は強烈に上げた。トランプもマーケットには悪い大統領では無かったけど、やはり予見可能性が高まることは大きい。規制強化懸念でここのところ上値重かったメガテックが軒並み大きく上昇して、アルファベットは最高値を更新 #米株 #最高値