北方四島の帰属問題を解決してから平和条約を結ぶとした東京宣言が出てきたのは大きいですね。 2018年のシンガポール会談後、安倍首相は敢えてこの東京宣言には触れず、歯舞と色丹の引き渡しだけを定めた日ソ共同宣言を基礎にすると述べていましたから、領土交渉の方針に大きな転換があったことは明らかです。 とはいえ菅首相は対露外交にはあまり関心がなさそうなので、政権交代によってその主導権がまた外務省に戻り、従来の基本路線が復活しただけ、と見た方がいいのかもしれません。
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