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【読書】なぜMITでは「科学」と「音楽」が共に学ばれているのか

NewsPicks編集部
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  • University of Sussex MSc Climate Change, Development and Policy

    普通に楽しそうで気晴らしになるから履修してるのでは、と大学院生目線では思います。


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    MITに限らず、米国の古くからある大学で音楽が重要な科目であるのは、創立当時からのことです。それは、ヨーロッパの大学でも中世以来、音楽が重要な科目であったのを引き継いだものです。
     音楽はヨーロッパの歴史を通して王侯貴族の必須の嗜みであり、教会に不可欠でもありました。聖職者が大学卒業者の進路の大きな割合を占めていた、ということもあります。
     リベラル・アーツというのは、世界を統合的に理解しうる知識を網羅的に身につけることです。その中で、音楽は数学、天文学とともに、重要な知識と見なされました。というよりも、数学と音楽は不可分と考えられました。中国でも、儒教では元来、音楽は秩序の理想として重視されました。インドの思想でも、音楽は世界観を表現する方法として重視されました。しかし、音楽を数学と不可分と考えたのはヨーロッパだけでした。
     ヨーロッパで数学と音楽が不可分と考えられたのは、古代ギリシアのピタゴラス以来のことです。この考え方はキリスト教会にも引き継がれていき、やがて物理現象も音楽も、数式で表現しうる、という考えが追究されていきました。自然科学と数学を結びつけたことが、18世紀以降、世界を制覇したヨーロッパの科学と文明の基礎です。音楽を大学で学ぶ、ということは、このヨーロッパの科学と文明を成功させた基礎を養い続けてきた揺籃でした。知識の体系に占める音楽の重要性は、ヨーロッパ(+北米)と他の文明では、まるで違います。


  • ヴァイオリニスト / Smilee Entertainment CEO

    学問的に音楽を勉強するのも大事ですが、楽器やPCなどを通して「人と共演する」ことにはたくさんのメリットがあります。

    相手の次の行動を予測して動く、表現力を磨く、ストーリーを紡ぐ、相手の話(音)を聞いて応える、足並みをそろえる、チームワークをつける、、

    1人で好き勝手弾くのは簡単ですが、人と音楽を創るというのはかなり高度な技。社会でも役に立つことばかりです。STEAM教育というワードもだんだんポピュラーになってきましたが、「自分は楽器が弾けないから音楽は分からない」なんて言わせないためにも、アートを教育に取り入れるのは必須です。記事にもあるように、ラップトップ1つあれば、誰だって音が奏でられますから。


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    青山学院大学 地球社会共生学部 学部長 教授 / 音楽家

    感性を磨くことが人生に大切なのは不思議な事ではありません。日本の場合、あまりに受験にフォーカスされすぎて効率的な分野を学ぶ事に偏りすぎています。


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