効果は? 安全性は? 新型コロナワクチンについて知っておきたいこと Q&Aで医師が解説
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今後数ヶ月以内に皆さんや皆さんの家族が、ワクチン接種を受けるかどうかの判断を行う時が来ると思います。こういった記事を参考に今から考え始めておくことをお勧めします。
ワクチンに関する報道は副反応などのデメリットが強調される傾向にありますが、そもそものワクチンの有効性について理解しておく必要があります。ファイザーやモデルナのmRNAワクチンは「95%の感染予防効果」という高い有効性を臨床試験で示しています。逆にいえば、ワクチンを受ける/受けないという選択肢を提示された場合に受けない選択肢を取ることは、受ける選択肢と比較して20倍の感染リスクを背負うことになります。
重篤な副作用としては10万人に1人の頻度でアナフィラキシーというアレルギー反応が起こることがありますが、言い方を変えれば99.999%の人は重篤な副作用はなく接種を受けることができるということにもなります。
ワクチンに関しては、しばしばデマや科学的根拠がない情報が飛び交います。ワクチン不信により接種率が低下し、感染流行が起き、深刻な公衆衛生上の問題を引き起こした事例は、歴史を見ると枚挙に暇がありません。不正確な情報に惑わされず、メリット・デメリットを天秤にかけた上で冷静に判断して頂きたいと思います。忽那先生による、新型コロナワクチンの詳細な解説。
忽那先生の記事は、コロナ禍のなかで、まさに『情報のワクチン』として機能していると思います。
>生きたウイルスはワクチンの中には入っておらず、また遺伝情報を体内に接種すると言っても、それによって人間の遺伝子の情報に変化が加わることもありません。
大事ですね。
こういった当たり前のことを丁寧に繰り返し、発信していく必要があります。現時点でわかっていることがものすごくわかりやすくまとまっています。
こういう内容をメディアも発信して頂けるといいですね。
感染者と接触するリスクの高い医療従事者から接種がはじまることについて『医療従事者でまず副反応の有無を観察しようとしている、自分は接種を希望しない』といった声をテレビで紹介していましたが、もちろん情報統制はダメですけど、あえてそういうネガティブな意見だけ取り上げなくても、とは思います。