韓国、新外相に前国家安保室長=対日で強硬姿勢も
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日本にとって日韓関係という視点でみることはある意味で当然のことではある一方、北朝鮮情勢を考えると韓国外交はマルチラテラルの視点から俯瞰してみていく必要があります。新外相の対米、対中、対ロ、対北に対する政策も見たうえでの評価が必要。
注目のコメント
文在寅政権が米国、北朝鮮、中国と首脳会談に臨む前に調整をしてきたのが鄭義溶氏だった。米韓同盟を調整しながら南北関係改善を図るという期待がかかっている。文在寅政権で日本に対して穏健な立場をとる閣僚はありえないのだから、対日姿勢は引き続いて強硬であり続ける。
鄭義溶を外相に起用したということは、より大統領府が外交のグリップを強めていくということだと思われます。
文大統領は、外交部の専門家の意見を聞かず、大統領府が直接トップ外交などを進める体制を取ってきました。鄭義溶氏は外交官出身で、文大統領の外交・安保に関わるブレーンとして活躍してきていました。
ただ外交の現場では、青瓦台が直接外交の矢面に立ってしまっているため、命令指揮系統が不明瞭という問題が起きていました。そのため各国政府からも、だれと外交の話をすれば良いのかわからない、という問題とともに、きちんとした意思疎通ができていないという状況にあったと思われます。
外交上四面楚歌状態となった文政権としては、この状況をなんとか打破したいため、ブレーンを直接外交部に送り込んだという形ではないかと想像しますが、任期中に状況を改善するのは難しいと思われます。