物言う投資家エリオット、香港の拠点を閉鎖へ-東京とロンドンに移す
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香港から東京に移転する資産運用関係者は少しずつ出てきてはいますが,シンガポールと比較するとまだ少ないですね。今期国会でこの層の富裕層を念頭においた優遇策が通ればモメンタムはつくと思います。
注目のコメント
産業振興上、アナリストが日本にいるだけではそれほど意味がなく、東京がきちんと投資運用業免許を取得して納税もするようになるよう制度整備を図りたいところです。日本はどうしても課税負担が重いので難しいところですが・・
いわゆるロングオンリーの投信運用会社以外では、これまで東京拠点は助言事業しか行わない、つまり投資判断を下すファンドマネジャーは海外在住で東京にはアナリストしかいないケースが多いです。
会社によって行っている事業が違いますが、資産運用の会社でありながら東京拠点が運用業免許を持たないケースは結構あるんですね ↓
https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kinyushohin.pdfAsia Ex.Japanの時代(日本がアジアでも特別の存在だった時代)からAsiaの時代(アジアの中の日本)に入り久しく、その文脈で金融業界の香港シフトが進んだ。
香港の中国化と混乱は憂うべき状況ではあるが、東京の位置づけが見直されるきっかけとはなっている。投資ファンドの東京シフトというよりは、アクティビストの日本への注目度が高まっている証左という解釈の方が近いのでは。
日本は、国際金融都市としては、税制、言語、子女の教育などの面で、まだハードルは高い。それを補って余りあるほどの機会がアクティビストとしては感じられるということでしょう。
有形無形のコストを賄うためにも、既に投資している日本先への折衝も一層厳しくなるかもしれませんし、日本への投資も増やすでしょう。日本の大手企業には、ガバナンス等の一層の強化が求められそうです。