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キヤノン、「祖業のデジカメ」大苦戦の根本原因

東洋経済オンライン
キヤノンが四半期として初めて最終赤字に転落した――。2020年7月末に発表された同社の2020年4~6月期決算は88億円の純損失を計上した。キヤノンは優良企業の代名詞として知られていたが、その苦境ぶりを示す決算…
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やはりソニーの素子のほうが一枚上手だということに尽きると思います(そもそもキヤノンがデジタルカメラで優勢を誇ったのはAFなどの基本性能に加え、CMOSを手なづけることに先行したことが大きいと思う)。
ただキヤノンはよく練られた製品ロードマップを持っており、素子の不利もしのぐマーケティングを進め、他社ユーザを抱え込みながらうまく生き延びると考えます。
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デジタルカメラの低価格セグメントの市場は減少・壊滅状態が続く、これについてはスマートフォンの高性能化の影響。以下は、ソニーが売り上げを拡大させているなかで、キヤノンがなぜ勝てないかの分析。

またしても、イノベーションのジレンマの典型的な事例。
光学ファインダーのフルサイズ一眼レフカメラで高いシェアをもっていたキヤノンは、液晶ファインダーを搭載したフルサイズミラーレスカメラを否定していた。その間、ソニーは光学ファインダーのセグメントではキヤノン・ニコンに勝てないため、ここでの競争をあきらめフルサイズミラーレス(液晶ファインダー)カメラに注力する。

ソニーが優位に立つには長い時間がかかったが、市場がミラーレスを評価しだすと、一気にその流れが変わった。ソニーは潜伏期間に交換レンズ等のプロ・ハイアマチュアが必須とするアクセサリーを充実させた一方、キヤノンはそれを準備できておらず、またここにきて、キヤノンは(旧規格の)光学ファインダーのラインナップから(新規格の)ミラーレスへと製品開発投資先を切り替えたため、キヤノン既存ユーザーも「旧規格の高額なレンズの購入を躊躇」し、急速にソニーに流れた(旧規格・新規格キヤノン、ソニーそれぞれに交換レンズの互換性はない)。

商品の収益性が高いのは、プロ・ハイアマチュアが手に入れたい高額レンズであり、この層のユーザー離れの回復と収益性の回復は短期間にはもとに戻らない可能性が高い。ニコンも同様のジレンマに陥っている。

上記の問題は、キヤノンにとって、コロナの影響よりもはるかに大きい。
キヤノン株式会社(読みはキャノン、英語: Canon Inc.)は、カメラ、ビデオをはじめとする映像機器、プリンタ、複写機をはじめとする事務機器、デジタルマルチメディア機器や半導体露光装置(ステッパー)などを製造する大手電気機器メーカー。 ウィキペディア
時価総額
3.06 兆円

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