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(GAFAに対して)遅ればせながらですが、ヤフーの事業で利用する電気について2023年度中にすべて再エネ化する事を目指します。排出権でのオフセットではなく、大半の利用電力を再エネで稼働する計画で実施していきます。

ちなみにヤフーの電気の利用の大半はデータセンターで、海外のデータセンターは既に再エネ化していましたが、国内のデータの再エネ化に今回、意志を持って着手するということです。

エコになるYahoo!をますますご利用くださいませ!


https://www.z-holdings.co.jp/pr/2021/0119/
経営の視座(比較対象)が海外の巨大テック企業ということを端的に示す事例です。

Apple, Facebook, Googleなどは数年前からRE100(再エネで100%電源を調達することをコミット)でした。
https://www.there100.org

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NPでは2015年からRE100に関するコメントを細々と何度かしました。全然話題にならなかった当時を思い出すと隔世の感です。
https://newspicks.com/news/1295674/
THE ESG企業な流れに。同社の意思決定の早さもおどろきだし、リモートは意思決定の邪魔になる云々いうのは、ただの言い訳なんだなとより強く思う。
世界の機関投資家にとってESGは、投資をする際の必須の評価項目となっている。株式市場からのプレッシャーが正しく企業の行動を変える好例。
目標年が近い!

達成に向けてグリーン電力証書も活用するとのこと。同証書は「FITではない」再生可能エネルギー電源が対象となります。公的補助金に依存しない再エネ拡大の追い風になりそうです。
ファッション業界の脱炭素、CO2削減でも、店舗や本社などの再エネ化や、顧客への再エネ加入促進なども有効ですよね!! 

もちろん、商品の廃棄を減らしたり、サーキュラー型にすることも重要ですが、まずは第一歩の取り組みとして。
さすがの先進性。2020年代の上場企業はESGの先進性を競う時間帯。
あと数年もすると、Yahoo! というサービスは日本から生まれたものだと世界で思われるようになるのでしょうか。
色々なフィールドで、Yahoo!Japanのプレゼンスが高まりますね。
具体的に示し、かつ使う電力そのものを再生エネルギーにすると明示されうことは、供給側の取り組みを加速していくと思います。
グローバルを視野にするとこうあるべき、ですね。
国内では先進的だと思いますが、アメリカのIT大手はもう先をいっているトピックですね。

電力需要の2、3%が既にデータセンターであり、それが増え続けるトレンドは当分続く。そのなかで環境負荷を抑えるのは当然だし、再生エネルギーの利用コストはまだまだ下がるので、需要側がどのように周波数変動を抑える消費側の仕方をできるかも、今後注目したい。電力は、発電、蓄電、送電、配電、消費のベストミックスがいろんな技術が出てくることで非常にエキサイティングな市場だと思います。

<参考資料>
情報化社会の進展がエネルギー消費に与える影響(Vol.1) - IT 機器の消費電力の現状と将来予測-平成 31 年 3 月
国立研究開発法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター
2021年に旧ZホールディングスとLINEの統合によって誕生した持株会社。傘下にヤフー、LINE、ZOZOなど。直近は戦略事業と位置付けたFintech事業を強化。
時価総額
2.99 兆円

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