「ロンバケ」のようなドラマは二度と作れない訳
東洋経済オンライン
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コミュニケーションツールの進化に伴って、映像作品制作や脚本製作の難しさが変わっていくという話。
結局はすれ違いが生む切なさが90年代のトレンディドラマの骨子だったため、すれ違えなくなってしまった昨今ではどうやって、すれ違いを演出するか、という話になってくる。
実際のところ、スマホや携帯電話があっても落としてしまったり、見忘れてしまったり、壊れてしまえば、すれ違いを演出することは可能は可能。(だが、頻繁にスマホ壊すのは作劇的には苦しいし、難しいよね。。)
例えば、変化球だと、Twitterドラマとして銘打たれた作品「素直になれなくて」なんて作品もあったが、実態は単なるチャットツールでしかなくて、Twitterの面白さがきちんと描けていたとは言い難かった。(脚本家がTwitterにしっかり慣れる間もなく脚本を書いたためと言われている)
その後、モテキの劇場版などはしっかりTwitterを取り入れており、時代やテクノロジーをしっかりと取り込むという難しさを感じた。
Snap ChatとかTiktokを取り入れてドラマ作ることもきっとできるのだろうけど、多分、それでは切なさとか苦しさとかをうまく作り出すのは難しいのだろうなあ。。