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緊急事態宣言を無駄撃ちしている日本政府に絶対許してはならないこと

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  • M&Aイノベーション・コンサルティング代表 博士(法学)

    第一次大戦時に、当時の民主主義勢力を分断したのが、財政難を凌ぐ「戦時国債の発行」だった。ごく一部に、国際主義から反戦を貫き戦時国債の発行に反対する勢力もいたが、大半は、右も左も、結局発行に同意していった。これが、その直後の雪崩を打つかのような全体主義への迎合と破滅の始まりだった。

    今、その役割が、コロナ感染拡大のための様々な施策に代わっている。

    緊急事態宣言に賛成することが、私権の制限に繋げてはならない。感染症に対する戦いと私権の制限は無関係だ。私権制限がなぜコロナの拡大の抑制に役立つのだ?

    緊急事態宣言の発出に賛成する全ての政党は民主主義を理解していない。

    緊急事態宣言に名を借りて、今行われようしているのは、分断、差別、排除の組織化でしかない。

    事実上のトリアージとナチスの最終解決とどこがちがうのだ?


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