東京・町田の病院で103人集団感染
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飛鳥病院は精神科や心療内科がメインの病院。
それだけ患者を簡単に他に転院させるわけにもいかない。
カウンセリングや介護など治療や施術で接触が避けられない職業はとにかく早くワクチンが行き渡るようにしなければ。このままでは社会が回らない。
注目のコメント
精神科・神経内科の病院のようですね。どの程度の重症な方が入院されているのかはわかりませんが、精神保健指定医が多くいますので、おそらくは強制入院が必要な重症な精神疾患の方などを見ていたのでしょう。
精神保健指定医とは、法に基づいて重症の精神障害患者を強制入院、隔離などの行動制限、措置入院者の退院の判断をする、患者の人権に関する権限を持つ医師、です。
そうした病院は精神科に特化していますので、スタッフも感染防護に慣れていないでしょうし、何より患者さんにマスク着用やソーシャルディスタンスを指示することも困難なことが予想されます。
こうした方々をコロナ専門病院とした都立病院などでみていけるかというと、そもそも精神保健指定医がいなければ精神疾患として措置入院などの入院を継続させることすらもできませんし、いたとしても十分な人数の医師・精神科に慣れた看護師がいなければ診れないでしょう。
もちろん可能な範囲で感染対策はされていたかと思います。それでもこれだけの規模のクラスターとなってしまったことに現場の悲痛は想像に難くありません。
こうしたことを起こさないようにするには、基本に立ち返り、市中(日本全国の街中)の感染を減らすことでしか、予防するのは難しいのではないかと思います。
※追記
閉鎖病棟に入っているような人がいたとしても、精神保健指定医がいなければそういった対応もできなくなります。
指定感染症なので入院指示は出せますが、場合によっては、逃げ出したり、自殺企図があったりするかもしれません。
なかなか精神科疾患を診ていない医師や看護師、設備では、難しいと思います。コロナ対応していない病床を開放してほしいと言っている人は、考えてほしい。
その病床をコロナ対策に使ったとして、院内感染は防げますか?
人的リソースはどこから補充されるのですか?
簡単にコロナ対応できる病床を増やしてしまうと、質の悪い医療が提供され(コロナ対策が十分にできないという意味)、クラスターを増やすだけだと思います。
下記記事へのコメントを抜粋しました。
https://newspicks.com/news/5518671?ref=user_110042
感染者数が増えれば、どうしても起きてしまうことだと思います。
私たちにできるのは、現状への批判ではなく、できる限りの感染対策をして感染者数を減らすことかと。