旅館・ホテルなどサービス業用おもてなしシステム「OMOTE-Bako」のラトナが3.8億円調達
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注目のコメント
この手の提案を見聞きする度に感じるのは、ここからもう一歩踏み込んだ提案ができる企業の方が強いんだろうな、ということです。
確かに今の技術を使えばタッチレスのチェックインはできるのでしょう。
館内案内もデジタルデバイスで完結するでしょう。
でもそれを「おもてなし」と言って良いのか。
「もてなす」ことを現代的かつ業態(もしくはグレード)に応じて解釈し直すにはどうすれば良いのか。
あるいは非接触化を進めると「民泊」と「ホテル」の違いは何になるのか、「旅行する」ことや「非日常を過ごす」ことの価値は何によってもたらされるのか。
これらの検討をすることなしに安易なデジタル化を進めていけば、よりコモディティな宿泊施設が増えていくだけのような気がしています。
そしてそれは「コロナ禍」により明らかになった「訪問価値の高い施設が選ばれ続ける」傾向とは逆に進んでいるように思います。