• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

旧優生保護法 強制不妊訴訟 原告の請求棄却 札幌地裁判決

21
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • badge
    毎日新聞 客員編集委員

    賠償請求権が消滅する「除斥期間」を理由にされると、原告側は攻め手を塞がれます。被告の国も、裁判所も、難しい憲法判断などから逃れられることもあり、こうした流れになりやすい現実があります。国はすでに誤りを認め、謝罪しており、それで十分との見方もあるでしょうが、やはり血のかよう司法であってほしいと思います。えん罪事件にもよくありますが、無罪になった被告が捜査の違法性を訴えた国賠訴訟を起こすと、突然また血の通わない権力の顔に戻ってしまいます。司法とは何かを考えさせられます。

    *その後の報道で、裁判長の被告に対して思いやりの言葉をかけ、法律の壁の厚さについての説明があったことを知りました。このことは「血の通う」司法だと思いました。


注目のコメント

  • 保険会社(フランス) Data engineer team leader・道産子

    毎日新聞の小川さんは言及していませんが、毎日新聞取材班「強制不妊 旧優生保護法を問う」はこの問題を考えるのに外せない本だと思います。全国各地の毎日新聞社の記者が言葉を出せなかった被害者を、口の固い関係者を、散逸する資料を丹念に追った本で、行間にこの問題に向き合う記者の顔が垣間見える一冊でもあります。

    今回このニュースを知り、Kindleを改めて確認するとやはり最初の章で紹介されていました。強制手術を巡る国賠訴訟で始めて実名が報道された原告です。

    素行不良という理由で警察に精神病院へと連行され、診察も無いまま精神分裂症と診断され、断種を強制される。その後結ばれた配偶者にも子供が出来ない本当の理由を語る事が出来ず、親子連れの姿を見る度に「俺にはもう子供ができないんだ」という思いにかられる。このような人生がこの本には沢山綴られています。

    そして手術に関わった医師やそれを決定した審議官も、精神疾患の遺伝性に疑問を抱く人もいる中で「法律があったから仕方がなかった」と坦々と断種を決定していった当時の現場の姿もこの本は伝えます。

    今回の裁判で裁判長は判決のあとに「被害の重大さ、苦労をしてきた人生がうかがわれた」としつつ「法律の壁は厚く、60年はあまりに長く、このような判断になった」と告げたそうです。しかし法律の壁の厚さ、当時の社会の状況は被害者当人にとって全く手の施しようのない事柄です。除斥期間が切れる前、1970年代に国を相手に訴訟を起こして違憲の判断を得ることが、果たして出来たのか。

    こうして考えるとハンセン病訴訟熊本地裁判決はいかに特異な判決だったか改めて痛感します。この判決を評した法学者の言葉に「なぜ知恵と勇気のある裁判官にあたるという幸運の世話にならなければならないのか」というものがあります。

    https://business.nikkei.com/atcl/report/15/120100058/051100016/


  • 国は、時効を撤廃して逃げ得を無くしたんだから、同じように、逃げ得したら駄目なんじゃないかな?


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

新しい記事ページ
を表示しています

ご意見・ご要望はこちらまで

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか