吉川元農相を在宅起訴、東京地検 鶏卵大手から500万円収賄罪
コメント
選択しているユーザー
あまりに古典的な汚職すぎて、あまり関心を持たれないニュースになってしまった感があります。しかし、世界から見れば、賄賂によって日本が政策を歪めたと受け取られかねない事態です。アニマルウェルフェアという新しい考え方に、日本はどう対処していくのか。賄賂によって日本が慎重論をとったと見られれば、日本の名誉を大きく傷付けたことになります。今後、日本が主張を展開しにくい状況になりかねません。そういう視点からも厳しく事件をとらえる必要があると思います。
注目のコメント
吉川元農水大臣が鶏卵生産会社の元代表から現金を受け取ったとされる事件で、元代表がJNNの単独取材に応じました。『給料袋』を使ったと言うことです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4174654.html
元代表は、「『要望書』を読んでくれと頼み、金を置いていった」と述べましたが、さらに「現金は『給料袋』にいれて渡した」「手渡しではなく、座ったイスの横に置いて帰った」と現金を渡した状況を明らかにしました。また、「業界から集めた金ではなく、ポケットマネーだ」とも話しました。吉川貴盛元農相は昨年暮れに体調を理由に議員辞職し、心臓の手術をして入院中。逮捕せずに在宅起訴となったのは、議員会館の事務所など関係先の家宅捜索も済ませており、証拠隠滅や逃亡の恐れは少ないと判断したためということです。
追記 吉川氏の辞職に伴う衆院北海道2区補選(4月)ですが、自民党は候補者擁立を見送る方針とのことです。野党が一本化すると自民党にとっては厳しい地盤で、勝負そのものを回避することで政権への打撃をやわらげるねらいがあります。ただし、秋までには本選としての衆院選がありますし、春の補選では立憲民主党の羽田雄一郎氏の死去に伴う参院長野補選も控えています。
https://www.asahi.com/articles/ASP1H5CQVP1HUTFK00J.html