Sansan、東京証券取引所市場第一部へ上場を発表
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Sansanは、主力事業の営業利益は直近四半期で15億円なので年間60億円レベルに達しています。年間100億円の大台通過は時間の問題ですね。
機関投資家比率も高く、海外投資家比率が3割を超えています。流動部分の半分以上なので、世界の投資家から高い評価をされていることが窺えます。
一部上場は早いように思えますが、業績規模からみれば遅いくらいで実に堂々たる存在になりました。
ちなみにこの会社はもはや名刺管理の会社ではありません。
オンライン名刺交換機能を使えばそれがわかりますが「オンラインでのビジネスコミュニケーションインフラ」の会社になっており、すにでLinkedinやB領域においてFacebook以上の存在だと思います。
https://ir.corp-sansan.com/ja/ir.html出たばかりに頃に使っていたが、勝手にビジネスSNS的な感じでつながってしまうのが嫌で一時的に利用をやめていました。
ですがそのSNS的なものは見ないし投稿もしなければ特に害はないので、名刺管理ツールとして再度使い始めました。やはり便利です。テレワーク中心になると、メールやZOOMを通して名刺交換をするケースも多々出てきますから、ますます活用の場は増えそうです。実際私はZOOMのバーチャル背景に名刺のQRコードを表示しています。労働人口自体は減ると思いますが、転職や副業や独立のブームに伴って、「肩書き」が増えたり変わったりする機会は大幅に増えそうですね。
加えて競争より協業が時代の波にあり、もはや個人の名刺管理から組織の調達管理を支援するプラットフォームとして今後も成長するのは間違いない。
次は何を紐づけるかで、信用情報や採用情報に関わるスコアリングを管理しだしたときに、個人情報保護のハードルを越えて収益源にできるか、攻めと守りの戦略が重要になります。