正論で部下を潰す「ロジハラ上司」が嫌われる本当の理由
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最近は、人に好かれるコミュニケーションとか、部下に信頼されるリーダーとは?とか、話し上手になる5つのポイントとか、次から次へいろんな雑誌の特集や書籍が記事になってピックされているようですが、流行りなんでしょうか?
それとも提携している雑誌や出版社との関係で宣伝に協力しているのですか?
確かにコミュニケーションは究極の人間関係ですから、いろいろなアプローチがあると思うのですが、前にも書きましたが、こんなことばかりやっていたら時間がいくらあっても足りませんよ。
この記事で言うと、確かにそういう上司は多いですが、そんな上司は何をやっても嫌われると思います。
いましたよ、そんな人はいくらでも。
注目のコメント
部下が育たなくなります。
上司は、確かに部下より経験と知識があるので、わかることがたくさんあります。
しかし、上司が正論を押し付けたりすると、部下が考えるのをやめてしまいます。考えても無駄なので。
さらに、正論だと思っていることも、過去のことだったりする。上司自身も、新しい考えを知る機会を失います。
耳を傾けることにより、自分の思考力も高まり、柔軟に成長することもできます。
上司であることの存在感を示すためだけに、ロジハラしているような人は論外です。"正しいこと"を理路整然に説明することは重要ではない。相手も、頭では分かっているからだ。分かっている、分かっているつもり…も含めて、理解していても、出来ないことの方が多い。"ワカル"と"デキル"の差は、デキル人が想定するレベルよりも遥かに"乖離"があることを認識したい。この点を抑えるだけで、相手へのフィードバックは格段に改善される。「何で出来ないの?」と感じても、何が原因で"出来ない状態"になっているか自己分析が出来ない人に対して、明瞭的に言語化されていないアドバイスは混乱を招くだけである。相手の目線に合わせて、相手が受け容れられる状態を確認しながらの対話を意識したいですね。
昨年のHRアワードを受賞した「他者と働く」を読みましょう。
正論は正論でよいのですが、相手のナラティブを無視した正論は反発を生みやす。相手のナラティブについて、理解する努力をすることが大事だと思います。
あとはアメリカの議会で必読書にもなっている「話す技術・聞く技術」もおすすめ。