20代の貯蓄額大幅増加 既婚者では70万円が126万円に
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「コロナ禍でお金の使い方を見直し、お小遣いを多めに確保できるようになったのではないか」
これは強ち間違いでは無さそうです。
ただ、この後の思考の方向性で将来の資産形成は大きく変わる。攻めの貯蓄(投資資金にする)か守りの貯蓄(計画無く貯める)かで全然違う。
計算したところ、私の現金比率は2.5%でした。
同世代と比べるとクレイジーだと思われるでしょう。
貯蓄額の先にある戦略が大事だと思います。
久しぶりのピック
注目のコメント
不正確な記憶ですが、確か2019年の成人式での新成人へのインタビューだったと思います。『新成人の皆さん、これからどんなことを意識して生活していきますか? 』という質問に対して、『節約を意識していきます 』『貯金に努めます』が一番多い回答であったと記憶しています。
背景にあるのは、『日本はこれから今より良い社会・国になると思いますか? 』という問いに『そうは思わない!』という思い、予見可能性がどんどん下がっている。彼等の本音は、将来的に日本の私たちの生活はどうなるか分からない、自分のことは自分で守らないと。
つまりリスクを取ってチャレンジするんだという若者がうんと減ったこと、それを最近の若者は…で整理してしまってはいけないのではないかと。
大人たちが責任をもって若者たちに頑張れば大丈夫なんとかなるという安心感とだからやってみるというチャレンジ精神を植え付けることが出来ていないことが背景にあるのではないでしょうか?
そこについては私たち大人の責任も重いですよね。
例えば、
社会保障制度と財政赤字。
現実を直視したこれからの日本の財政状況・持続可能性の危うさを大人たちが進んで受け入れ、少しずつでも将来世代の負担を減らす仕組みを議論する用意があることを発信することが大切ではないでしょうか。現実はそうなってはいない様に思えます。
これからの日本のキーワードは「若者・Youth」です、「将来世代 」です。もう時間はあんまりありませんよね。貯蓄額の増加はすぐに喜べるニュースではないと思っています。コロナの外出自粛等によって支出が一時的に抑えられただけで、収入は増えていない人の方が多いことでしょう。
また、ポジショントークにはなりますが、私は20代の間はひたすら経験や学びに投資をしようと思っています。貯蓄より投資を。20代だからこそもっともっとお金を有意義に使っていきたいです。外出する機会が減ることで、出費が抑えられて貯蓄額が増加するというのは体感としても分かりやすいのですが、それはあくまで収入が安定している方のはなしですよね。
収入が下がっている方はもちろんですが、先行きに不安を感じて貯蓄性向が高まっている可能性もあります。極端な貯蓄性向の高まりは、今後の景気の悪化に繋がっていくので決して明るいニュースではないのかなと。