電通、中途退職230人とタッグ つながる「アルムナイ」
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戦略コンサルティング業界では昔から当たり前だし、一般に外資系の企業は卒業生を大切にしますよね。裏切り者だなんだとレッテルを貼り排除してきた日本企業の風土の方が今やむしろ異常。気づく企業も増えました。
もちろん、問題を起こして辞めたような人を戻す必要はないですが、出戻りは自社を客観的に見つめ直せたという点では最強の人材だし、会社を離れても続くコミュニティは貴重な財産。私も、もう20年以上前に散開した仕事仲間との強固なネットワークを筆頭に、良いアルムナイの繋がりは自分の宝です。
注目のコメント
ヤフーでは「モトヤフ」というOB・OG組織を当時の宮坂社長が創り、数百人のモトヤフがアルムナイ・ネットワーク的に活動をしています。見るところ、会社とアルムナイというよりかは、アルムナイ同士の交流や仕事が多く発生しているようですね。
いずれにしても、情報技術によって"雇用は溶け合う"と思っていますので、こういう取り組みが増えていくのは経済界、ひいては社会を強靭にしていくと思います。電通は元々そういったつながりで仕事を請け負うカルチャーとシステムは存在しており、あまり表に出さなかっただけのこと。小生も辞めた後も様々な形で協力させていただいております。
ニューホライズンのおかげでありがたいのは、電通の中でも優秀なマーケッターやクリエイター、プロデューサーが、今までの正社員時代なら絶対相談すら受けてくれなかったであろう人にダイレクトに相談できるようになったこと。もちろんフィーもこちらが決めて相談しアグリーすればビジネスパートナーとして参画いただける。大手広告代理店の方ならなんとなくわかると思いますが、これは画期的。
元々起業しても絶対引くて数多だった人が今回の制度を活用し新たな道を模索しているので、地方だからとかフィーが安いからとか関係なく受けてくれる可能性があります。
今後もこの形態を増やしてほしい。他の大手企業にとってもセカンドキャリア促進の参考になると思います。