学研が30億円規模のCVC投資プロジェクト発表、EdTech・Care Techスタートアップとの協創目指す
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注目のコメント
EdTech領域のプロダクト、大体がオンラインドリルとかのコンテンツ系に行っちゃうのがすごく勿体無いなと思っていて、“まともに使える”校務支援ソフトとかの方が僕はいいと思ってます。
つまり、結局現場の教師たちがその子どもたちを見るプロなわけで、あらかじめ作られてしまっている教材からはのびのびとした授業はできず、その教材さえやっていればいいとなれば、日本の近代教育以降培われてきた教師の創造的実践が無意味になりかねません。
この辺りのバランスを教育業界はもっとアピールしないと、気づいたら産業に絡みとられて全部無になります。スタートアップ×教育が本格的にでてきましたね。
アタマプラスなど、すでに教育分野の大手と提携が進んでいますが、ここまで強いメッセージがあると同じ業界として注目してしまいます。
思い描くイメージがあるものの、システムが描けない、そもそも合っているのか分からない、そんな状態からの脱却としては有りな一手だと思います。30億円という規模感は教育業界では非常に巨大です。
全体で1兆円しかなく、上場企業でも100億円前後の売り上げが中央値である学習塾業界で、30億円の規模でEdTechに投資をすることは、その分野で覇権握りに来ていることと同義だと思います。
これを皮切りに、業界再編が起こるかもしれないぐらいのインパクトになるかもしれません。