サークルK親会社 仏カルフールに買収提案 2兆円
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Alimentation Couche-Tardはカナダの小売企業、時価総額4兆円でセブンを上回っている(セブン約3.5兆円)。①はQ2の決算説明資料だが、セブンが買収するMarthonのコンビニ(Speedway)と同様、GS併設型が主。売上の7割は燃料だが、粗利は半分弱。そして売上の7割は米国、2割弱が欧州、1割がカナダ(どちらもスライド7)。
店舗数は世界で約1.4万、米国でのシェアは約5%(約7000店舗で9割近くがサークルKブランド、スライド19・20)。セブンが買ったSpeedwayは約4000店で約2兆円だった(②)。
ブランド名としてはサークルKで知られているので、あまり企業名にはピンとこないかもしれないがこういう企業。なお、日本のサークルKは今はファミマに買収されたが、元は米サークルKからのライセンスだったはず。そして米サークルKが破綻して、いくつかの会社を経てAlimentation Couche-Tardの傘下に現在なっている。
①https://corpo.couche-tard.com/wp-content/uploads/2020/11/ACT-Investor-Presentation_Master.pdf
②https://newspicks.com/news/5123277個人的な経験だが、フランス国内では、いままで違う名前だったスーパーがカルフールになる例をいくつか見てきた。しかし、カルフールもまた、2018年から、Diaというスーパーから買い取った店舗を中心に、243店の閉鎖を始めたはずだと思う。
詳しくないんですが、何年か前に創業者のAlain Bouchard さんが、会長に退いてM&Aに専念するみたいなニュースというかリリースを読んだ記憶があります。
その後昨年の半ばあたりから創業会長のニュースがいくつか出ています。Globe And mail の方はお金かかるんで読んでませんが。創業者が本当に一線退いたという事ですかね?
まぁ、クーシュタールもケベックのフランス語圏。フランスのカルフールとは相性が良いのかも。ヨーロッパにもお店あるし。
https://www.theglobeandmail.com/business/article-couche-tard-founders-to-lose-special-voting-rights/
https://simplywall.st/stocks/ca/consumer-retailing/tsx-atd.b/alimentation-couche-tard-shares/news/alain-bouchard-is-the-co-founder-executive-chairman-of-alimentation-couche-tard-inc-tseatd-b-and-they-just-sold-50-of-their-shares
強いて言えば、フランス人は多分ホッケーのことをあまり理解しない事ぐらいか。
https://fortune.com/2020/08/10/couche-tard-growth-ceo-brian-hannasch-circle-k/