トランプ大統領を弾劾訴追 2回目は米史上初 議会乱入事件で下院可決
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上院での弾劾裁判のタイミングがどうなるか。退任後に進めるとして、再選阻止を目的に時間をかけて共和党側からの離反を探っていく場合、就任直後の様々な新しい政策の立法が遅れる恐れ。どうしても「目立たず進める」ことはできず、時間がとられるかと思います。さらに別途再選を辞めさせる決議案が必要でその準備もあります。もし、退任前に間に合わせようとしても20日正午まではペンス副大統領分、上院の多数派は共和党なので、そもそも弾劾裁判も進まず。
最終的に共和党から10名が賛成して、232対197(棄権5)で可決。まあ、民主党多数の下院だから二度も弾劾が成立したということではあるが、かなり重たい政治的行為である弾劾を二度も受けるトランプという特異な大統領でもあった。
客観的な事実よりも感情や、信じたいものを信じることが優先される「ポストトゥルース」の時代。この言葉がワード・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは2016年でした。大統領選の結果を認めず、大統領みずから立法府への攻撃をそそのかしたことで弾劾訴追されるという幕引き、非常に象徴的な感じがします。