VW世界販売、20年は15%減 新型コロナが打撃
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ドイツ市場の特性についてコメントします。
以前、クリーン・ディーゼルが大流行した時にドイツの友人と話した時のコメント
・自分が使う期間内の燃料費の節約と、購入時の車両価格差の比較で決める
・軽油が安いので、今なら普通の使い方をする人であればディーゼルが得
・後に、軽油が高くなったら、ディーゼルのシェアは激減
「欧州は環境志向が強い」と言う方も多いですが、ドイツに限れば、個人にとっての合理的な判断の方が強いという印象があります。
今回、VWの販売減に関してEVの関与を述べて見える方もみえますが、EVにしても、ドイツ市場においては、ディーゼルの時と同じで、補助などでEVにメリットがあるとなれば、どっと買うとは思いますが、インセンティブがなくなった途端に市場も蒸発しても不思議ないと考えています。
それは、現時点でのディーゼルの市場をみれば理解できると思います。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
注目のコメント
BMW2020はBMW、MINI、RRの4ブランドの総販売台数は約232万台で、2019年比マイナス8.4%。しかし、生産はサプライチェーンのコロナインパクトが影響し、販売は2019年の在庫数も関係します。しかし、受注はさほど減っていないので、地域によってはV字回復も可能。
リリースを見ると、台数が前年比-15%減という点以上にEVを23.2万台販売(前年比3倍以上)したことを強調している印象。特に東欧では全体の販売台数の10%がEV。
https://www.volkswagenag.com/en/news/2021/01/VWGroup_strenghtens_market_position.html
Teslaの昨年のEV販売台数は50万台、前年比+71%(①)、時価総額は88兆円。VWは23万台、前年比3倍以上、時価総額10兆円(総販売台数は931万台)。ブランディング・ポジショニングが違ったり、内燃の技術や販売網がプラスになる部分もあればレガシーになる部分もあろう。
でも数値としては色々なところでギャップを感じる。
https://newspicks.com/news/5508420