過疎地に流入する若者から考える豊かさの意味 「小規模、分散、ローカル」で持続可能な世界を
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注目のコメント
地域おこし等の取り組みで見逃されがちなのは、お金の流れです。この記事には、きちんと億円単位で流出分まで含めてお金の流れが把握できており、その点で可能性を感じます。
フローの部分が把握できたら、次はいかにそれを効果的に循環させるか。例えば1億円のお金を使うとしても、それで「石をA地点からB地点に運ぶだけ」のために使ったとすれば、単に費消するのに近い効果しかありません。インフラでもサービスでも、いかに地域の人がそれで幸せを感じることができるのかに心をくだき、効果的な使いかたを考えるべきです。
ストックの部分も、基盤としては大切ですね。家族単位に置き換えてみれば、誰しも自分の家をいかに快適な住みかにするか、車や設備など、どのように揃えていくかに心を尽くすはずです。地域おこしは、その家族単位の取り組みを地域社会に拡大し、住民が心を尽くして、いろんなモノ作りやサービス提供活動を起こすことです。裕福でなくとも幸せな家族が存在するように、地域でも心を1つにすれば、そこは大々家族のような幸せな住みかにすることができます。