米、入国に陰性証明を義務化 日本も対象、26日から
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陰性証明が確実にコロナの入国を防ぐ事にはなりませんが、少なくともコロナが陽性とわかっている患者の入国は防ぐ事ができます。これは、ウイルスに曝露してから検査が陽性になるまでに時間がかかる事が理由です。
つまり、検査をする前後でウイルスに曝露し、検査は陰性だったものの、その数日後にウイルスが体内で増殖し、感染者となるからです。
ウイルスの曝露から検査が陽性になる期間がどれくらいなのかは今時点ではわかっていないため、具体的な対策としては検査の陰性証明というところに落ち着いていると考えます。陰性証明が「完璧な」水際対策にならないことは皆様ご存知の通りかと思いますが、現在進行形で1000万人近くにワクチン接種を進めている米国では、変異ウイルスの広がりを「遅らせる」効果が期待されているのかもしれません。
陽性の検出で一部の感染者をとどめられる点と、煩わしい手続きを増やすことで渡航者自体を減らす可能性、主に二つの効果が考えられるかと思います。検査の限界のため、完全な防御は残念ながら期待できません。