グーグルが300万ドルの基金創設、コロナワクチン巡る誤情報に対処
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「ワクチンによりマイクロチップが挿入されて個人情報が奪われる」「人工的に作製されたウイルスに対してワクチンを作り巨額の金を儲けようとしている」「遺伝子ワクチンによって遺伝子に変化が生じることになる」「ワクチンで精子や卵子が破壊され不妊になる」
これらはいずれも私が今まで目にしたり耳にしたりしてきたデマ情報の一部ですが、これだけの発想力をむしろ何かポジティブな力に活かせないかと考えてしまいます。
ワクチンの誤情報に対する解決策は、医療界で活発に議論されていますが、医療分野に限らずあらゆる領域で幅広く応用できる解決策になりうるでしょう。基金創設が急速な研究の進展のきっかけになるのではと期待しています。デマの拡散は社会問題といえるほど酷いものになっている。悪意でデマを流す人に対するアプローチ(アカウントBANとか警告とか注意喚起)と共にデマに流されないためのリテラシー教育(情報の確認するなど)も大事だろう。
ただそれと同時に『デマと予想は意識的に分けた方がいいと思う』・・・明確に分けられるものでもないが、例えばある専門家が予測した・・・だがその通りにならなかった(ハズレ)・・・それを持って『その専門家がデマを流した』と非難するのはナシにして欲しい。
もちろんハズレたということ自体は広まってもいい。だが意図的に嘘を流すの予想がハズレるのは違う。デマの意味は少し広いが少なからず『意図的に嘘を流す』という意味が含まれてしまっている。
何かとややこしい時代ではあるが必要以上に対立しなくていい。議論はしたらいいが考えの違いを認めつつ争いは少なくして欲しい。人間関係が出来てない状態ではいくらロジックが完璧でも伝わらない。「コロナのインフォデミック(不確かな情報の拡散)は実際、世界的なもので、誤情報は特定の人々を標的にしている」
これは確かにその通り。そしてその特定の人々は数ある正しい情報の中、誤情報を探し続けます。そのうちに誤情報に囲まれて、特定の人たちのなかで誤情報が当たり前の世界に入ってしまいます。そして誤情報を信じている人たちの絆が強くなります。
誤情報を信じている人たちの意識を変えるのは難しいので、そもそもその情報を得られない環境作りは大事かもしれません。