この連載について
2020年はあらゆる産業がコロナ禍によって痛手を被った。そこからどのように、新しい展望を開いていくのか。ビジネス・テクノロジー・経済の先行きを、各業界に精通する有識者が大胆に予測する。
パナソニック株式会社(英語: Panasonic Corporation)は、大阪府門真市に拠点を置く電機メーカー。白物家電などのエレクトロニクス分野をはじめ、住宅分野や車載分野などを手がける。国内電機業界では日立製作所、ソニーに次いで3位。 ウィキペディア
時価総額
3.45 兆円
業績

時価総額
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業績

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事業部制・カンパニー制・ホールディングス制の違いをパナソニックを例に、端的に理解することが出来ます。
多角化を手がけながらグローバル競争に晒される全ての企業が考えるべき課題です。
正解は最終的には、どういう体制であれば、総体として最大付加価値を提供できるようになるか、ということで、企業によって異なってくるでしょう。
私の中では個人的にとてもホットなテーマです。
特に製造業は日本市場が成熟しているので世界に出ないといけないが、競争力がないといずれ淘汰され事業自体にそこまで価値がつかなくなるのであれば黒字だったとしても今のうちに売却して他のNO.1目指せる事業に投資する、という考えなのでしょうね。ホールディングス制、カンパニー制も大変勉強になりました。
本当にその通りで、M&Aもそうだが、シナジーなんて簡単には生まれない。一個一個の事業で勝てる競争力・経営があってはじめて、より難しい他との連携による付加価値創出があると思う。連携はコミュニケーションや、設備・人材なども含めたプロセス・管理の調整が始まる。個々の事業で競争力がある一定の余裕がない状態だと、よほどのリーダーシップがない限り難しいと思っている。
事業経営と連結経営という観点で、個々の事業をやっている人にはそれぞれ思いがある中で、連結として経営結果を出していくには内部市場をどうやって成立させるか。雇用も関わる中で、事業の意思決定単位とホールディングスの意思決定単位、かといってなあなあになれば経営ではない。両輪の難しさがある。