金正恩氏が党総書記に就任 党大会、核戦力完成称賛
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金正恩委員長が総書記に決まったと北朝鮮の国営通信社が発表。このニュースの意味は大きい。金日成主席とともに金正日総書記の存在を絶対的なものとして「空席」にしていた。金正恩国務委員長が総書記に選出されたのは金正恩氏の地位の神格化がさらに進んでいるということになる。また、今後の対外活動も意識しているのだろう。金正恩氏が外交活動をするとき「国務委員長」「労働党委員長」よりも「総書記」のほうが相手国にとってはわかりやすい。例えば「中国共産党総書記」と「朝鮮労働党総書記」は対等の地位にあることが名称からだけでも明らかになる。
北朝鮮の政治体制について外務省のHPが分かりやすかったので載せておきます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/n_korea/data.html
ほかの国のものも見てみると面白そうです。
==HPより==
(1)北朝鮮の政治は,主体思想(チュチェ思想:北朝鮮憲法では「人間中心の世界観であり人民大衆の自主性を実現するための革命思想」(第3条)と規定)及び先軍思想を基礎とし,朝鮮労働党の指導の下にすべての活動を行う(第11条)とされている。
(2)北朝鮮は,第二次世界大戦・朝鮮戦争後,ソ連の例にならって計画経済体制を導入。配給制度に基づき,指導者が生産手段を含め経済全体を管理。中ソ両国の援助を得つつ,経済発展。
==補足==
主体思想:人間中心の世界観であり人民大衆の自主性を実現するための革命思想
先軍政治:すべてにおいて軍事を優先し、朝鮮人民軍を社会主義建設の主力とみなす政治思想