ペンス氏、米大統領就任式に出席へ-欠席のトランプ氏と異なる対応
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まあ、ペンスはトランプとここ数日会話を交わしておらず、憲法修正第25条の発動も否定していない。さすがにトランプはペンスを追い込みすぎ、暴徒に「ペンスを吊るせ」と言われるまでになったので、トランプに忠実で居続ける意味はないと判断したのだろう。
バイデン次期大統領はトランプ大統領が出席しない件は"It's a good thing"と突き放す一方でペンス副大統領については出席を歓迎する意向を述べていますが、これらはトランプ大統領に対して激オコの質疑応答の中で行われています。
https://edition.cnn.com/videos/politics/2021/01/08/biden-inauguration-trump-not-attending-good-thing-agree-nr-vpx.cnn
一連の事態の責任を負うべきトランプ大統領に対する姿勢としてはこのバイデンの反応は当然です。トランプ大統領が水曜日の議事堂乱入を公に批判したのは件のビデオの40秒間だけ。未だに文章になった声明のひとつも発表していないのにはびっくりです。出席する資格は無いと思います。
ただ融和を訴えてきたバイデンだけに、大統領「の支持者」をどう取り込んでいくのか不安を感じる質疑なのも事実。水曜日の事件が次期大統領の仕事に与える影響を問われ「率直に言ってより簡単になった」と即答する辺り、ワシントンの政治の力学としてはそうでも米国民の分断という意味ではより難しくなったはずなのですが。