NTTドコモと三菱UFJ銀が提携へ…業界トップ同士、顧客データ活用
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みずほ×ソフトバンク
「ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)と株式会社みずほフィナンシャルグループ(本社:東京都千代田区、執行役社長:坂井 辰史、以下「みずほFG」)は、新たなライフスタイルに対応した次世代型金融事業における戦略的提携を行うことについて合意しました。」
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20200619_02/
注目のコメント
三菱UFJはKDDIとじぶん銀行を設立するなどauと協働事業を行っていましたが、今回はドコモ。
旧来型の提携は、競合する会社のいずれかと組むケースが専らでしたが、今回のようにユーザー目線で組む相手を変えるというのは、銀行の経営行動も変わってきたということかもしれません。MUFGは東南アジアではスーパーアプリ、Grabと資本・業務提携しています(MUFGが約800億円を出資)。MUFGは東南アジアの複数の国で地場銀行を傘下に抱えており、Grabの持つ顧客基盤、データ、テクノロジーと自社ノウハウの掛け合わせで、 Grabのプラットフォームを利用するユーザーやドライバー、事業者に次世代金融サービスを提供する狙いです(タイでは既に傘下のアユタヤ銀行とGrabによるドライバー等の融資提供が始まっているようです)。
プレスリリースでは、こうした東南アジアでの取組や経験を、日本を含むMUFGのビジネスモデル進化にも繋げていくとされており、Grabとの連携も注目しておきたいところです。
プレスリリースのリンクはこちらです。
https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2020/pdf/news-20200225-001_ja.pdfついに銀行もポイントの時代に。
膨大な顧客データの連携、金融と通信の融合、サービスの融合、様々な可能性がありそう。
これから通信を中心に様々な提携が増えてくると思う。
企業が一社でできることは限られてくる。それぞれの得意技を活かして連携することで強くなる。
これからは連携で境界を超えるbeyondの時代。