トランプ氏、自己恩赦の権限について側近や弁護士に質問

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注目のコメント

• 松田 崇裕

  TBSテレビ 報道局 総合編集センター長 兼 報道コンテンツ戦略室長

  ・2021年01月08日

  大統領の『自己恩赦』という歴史上初の事態が起こりうるのか？アメリカの法律に詳しい法律家に聞いたところ、現状合衆国憲法には、大統領が恩赦できるとの記載のみで、自身にできるかは書かれていないとのこと。
  
  恩赦の対象が、州法にあたる事案か、連邦法にあたる事案かにもより、前者では恩赦の対象外となります。
  
  最終的に行き着く先は２つ。①連邦裁判所で審理が進み、最終的に連邦最高裁で判断。この場合、共和党が優勢の判事構成が影響するかどうか。②1月20日の正式退任を前に辞任し、ペンス副大統領が大統領職を臨時代行。恩赦をペンス氏から受けるという“ウルトラC”も有り得るという意見もあるようです。
  
  あと12日間、何が起こるかわからない、予断を許さない状況が続きます。