日本最大手の自動車メーカー、世界でもトップクラス。傘下に日野・ダイハツを有し、SUBARU・マツダ・スズキとも業務資本提携。HV技術をベースにPHV、FCV、EVを展開。北米を中心にレクサスの販売も。
時価総額
62.1 兆円
業績
Founded in 2003 and based in Palo Alto, California, Tesla is a vertically integrated sustainable energy company that also aims to transition the world to electric mobility by making electric vehicles.
時価総額
81.2 兆円
業績
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最近、下記の動画でEVを含むTeslaの三大事業について解説しましたが、TeslaはEV企業として電力を使う側だけでなく、作る側としても2つの事業を大規模に展開し、東京電力にスマートグリッドの競合と目されてもいます。
【10分解説】テスラ | 株価が跳ね上がり続ける理由は何か?
https://lnkd.in/geEphuG
自動運転に関しても下記の動画で解説していますが、世界で最も自動走行データを収集する仕組みを数年前に確立済みで、2018年の一年だけで8億kmもの走行データを収集しており、2位のWaymo(Google)を400倍も上回っています。
この2018年時点はまだモデル3の出始めでメインは1000万円以上するモデルSとXだったので、現時点ではこの数倍は収集していると予想され、AIの質を大きく左右するデータ量でTeslaにこの領域で太刀打ちできている企業は無い状況です。
【DX編】テスラはどのようにデータを駆使して競合優位性を持つのか、仕組みを解説
https://lnkd.in/gjG7ev7
実際、モデル3で日常的に普通車道で5割くらいをオートパイロットに任せて運転していますが、運転の負担がだいぶ減りました。現在一部ユーザーのみβ版を使用中ですが、これからフルセルフドライビングが一般公開されれば、より便利になります。
また、兄弟会社のスペースXとは外装や工場の運営方法など、Teslaと技術供与を行なっているので、車業界はまだ20年弱ですが、技術力で言うと大手自動車会社勢よりも遥かにシビアで精密な技術力を保有している可能性が高いです。
TeslaのOTAを支える回線も恐らく、スペースXが展開する宇宙ケータイ基地局のスターリンクに近い将来、切り替わることが予想されます。こういった点を見ると、トヨタやフォルクスワーゲンとは次元の違う戦略とスケールで、超高速でエコシステムを構築しつつあるのが今のTeslaだと言うことが分かると思います。
Yahoo CSOの安宅さんの言葉を借りれば「モビリティの未来はTeslaにある」ことが鮮明になってきているので、今後のTeslaの動向には注目です。
未だに、自動車メーカーのカテゴリーに入れて、既存の自動車産業の企業と企業価値を比較する記事も少ないないのは、本当に残念です。
そういった内容の記事を書く記者さんやメディアは、Teslaのことを理解できていないことを公言しているのと同じです。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
自動車大手となっているが、自動車販売会社の時価総額の範疇を大きく逸脱している。
しかし、260万円程度で購入できるようになれば、街中で見かける車はテスラばかりになりそうだ。
テスラ車が人気に陰りを見せる頃には、自動車が空を飛んでいるだろう。