富士フイルム、バイオ医薬の大型製造拠点を米に新設 2000億円超投じ
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富士フイルムのセグメント別売上を見ると、
①ヘルスケアは富士フイルムの事業の柱として確立しつつあり、成長している
②現在主力であるオフィスプロダクト&プリンタのセグメントは、コロナの影響もあって今後成長が厳しくなる分野
と読めるので、今後はバイオ医薬などのヘルスケア領域に投資していく流れだと思いました。
■富士フイルムのセグメント別売上(億円)
セグメント: FY19/FY20
ヘルスケア: 4843/5041
電子材料系: 5547/5201
オフィスプリンタなど: 10056/9583
デジカメなど: 3869/3326
👇👇👇グラフはこちら
https://docs.google.com/presentation/d/1-cxL9iGn35WHHjFm6bzYoy-RH0ySPcqNbitRF3vw7cQ/edit#slide=id.gb29a5a23c5_0_12これは期待してます
半導体のファウンドリーではアジアの後塵を拝していますが、
医薬品のファウンドリーで世界と戦ってほしいですね!
本来、ファウンドリーこそ日本のカイゼン文化が活かされる業態のはずですので富士フィルムがアメリカにバイオ工場を設立予定とのこと。2025年の稼働を目指して、最大32基(1基2万リットル)で動物細胞を培養し、原薬製造に備えるようです。富士フイルムもトップの方針により、製薬メーカーの顔を持つようになり、コロナ禍でもアビガン製造に奮闘していましたね。時代に対応してビジネスを変化させる立派な企業の1つかと思います。