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子宮頸がんの母親が出産→がん細胞が羊水に→赤ちゃんが吸い込んで肺がんに

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  • 日本鋼管病院 呼吸器内科 呼吸器内科医 | 医学博士

    【稀なケースではありますが】

    子宮頸がんの母親から生まれた子どもが肺がんを発症した2例のケース。

    有名な医学雑誌New England Journal of Medicineに掲載されたレポートです。
    https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2030391

    通常は母親のがん細胞を他人の体内に入っても、異物と認識して発癌することは考えにくいのですが、赤ちゃんで免疫細胞が未熟だったことなどが推察されています。

    まれなケースではありますが、今後このような悲しい事例が起こらないよう、やはり日本での子宮頸がんワクチンの普及は大事なことのように思います。


  • 米系コンサル会社

    なかなか遣る瀬無い症例です…

    「日本の中のワクチンの接種率は1%ぐらいです。海外だと70%を超えるような接種率です。高い接種率になることで子宮頸がんになる患者さん、子宮頸がんで亡くなる患者さんを減らすことができることは多くの論文で出ているし、日本はこのまま中断していると子宮頸がんでたくさんの命を落とすことになる。」


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