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アメリカの旧メディアがDX化に成功し、尚且つ公権力やビジネスの監視という役割をしっかり担えている。日本ではなぜできないのかといえば、やはり新聞社もM&Aの対象になる厳しい経済環境がないからではと思います。
「企業の場合は、株主や消費者や従業員などいろいろ角度からすでにチェックされています。」
企業へのメディアによるチェックは必要ないかといえば、日本でのコンビニ問題です。巨大なスポンサーであるコンビニに異議申し立てすることは、ネットメディアからテレビ新聞の大手に伝播したからできた。この相乗効果がなければ政府もあそこまで動くできなかった。コンビニ委員会での議論を経て、結果的に公正取引委員会による加盟店ガイドラインの改定まで進んだ。
弁護士.comの記事がきっかけですが、編集長に伺ったところ、ネットだけでは難しいと思ったので大手メディアにリークし、NHKが乗ってくれて一緒にやったということが、大きく社会課題化し政府を動かした要因だったと思います。やはり様々なメディアがいることが重要です。
個人的には「稼げるメディア」にする難しさとその達成は尊敬しますが自分とNPが相いれなかった理由がこの一節でかなり明確になり、頭がクラクラしました↓
>その一方で、前者の権力の監視はどこまで必要なのかなと。もちろん、政治などの公権力や社会問題はメディアによる監視が必須ですが、企業の場合は、株主や消費者や従業員などいろいろ角度からすでにチェックされています。メディアがビジネス面で評論をする正当性がどこにあるのか?と考えているんです。
この記事を読むとNPは私含む経済系ジャーナリスト、新聞社やテレビ局にいながらプロピッカーをしてきた人たちのコメントは要らないんじゃないかなと思います。NP記事でも米チーム等でジャーナリズム的観点からのいい記事があると思いますし両立を目指せたらベストで、佐々木さん退任されたので現経営陣がどう考えているか分かりませんが(新経営陣は目指している方向性についてこの記事と異なる点があるなら早く発信したほうがいいと思います)。
一方で3代目として(なんとかブラザーズではない)編集長を継いだ私自身は、プロフェッショナルとしてのジャーナリストの力を信じています。だからこそ、「新しい王道」というメッセージを掲げています。
「新しい王道」には、取材力×新しい表現×新しい切り口×ユーザーファーストのデリバリー…といった要素を込めているのですが、ジャーナリズムという視点でいえば、旧メディアのような独善的なものではない、という意味があると思っています。
NewsPicksは、高い専門性をもった方々の質の高い複数の視点が得られるところが最大のバリューです。そうした場でジャーナリズムを追及していくことは、われわれジャーナリスト集団をさらに高みへと飛躍させてくれる最高の場でもあると思っています。
まだまだ強いビジネスモデルを作りきれているとは思っていないですが、方向性は見えてきたので、それをしっかり形にしながら、よりステークホルダー(ピッカーの方々やメディアパートナーも含む)に還元していけるモデルに昇華させたいと思っています。
あとジャーナリズムが必要なのかという点に関しては、不要ではなく、世の中に実務家のコメントや発信が増えたことで、求められる質が変わってきているんだろうなと思っています。
専門分野を深く研究しているプロフェッショナル(記者や大学教授含む)の方々の知見と、最前線で実行している実務家の知見がうまく融合するようなサービスにNewsPicksをしていきたいと思います。
私自身、6年前にNewsPicksにジョインし、広告事業(Brand Design)をゼロから立ち上げてきた立場で、NewsPicksの大黒柱を果たせてきたことを改めて誇りに思います。同時に、広告事業も私自身も、次のステージに行かないとと気持ちを新たにしました。
佐々木さん、改めてありがとうございました!これからもよろしくお願いします。
本音を垣間見れたような気がしました。