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2020年は歴史に残る年として、世界的な感染症の流行を機に日常は一変し、分断は加速し、来年のこともわからない混沌とした世界となりました。この時代に、これからの未来を生きるすべての人たちへ伝えたいと思っている私たし生命の性質のことを一冊の本にしました。
・多様性の本質とは何か?
・個人の意志とは何か?
・感情とは何なのか?
・なぜ生命は寿命を持つのか?
・時間とはなにか?
・生命と時間との関係は?
など生命の原則を理解すると、個人の人生も、会社や組織経営も、社会も行動の選択が変わります。
多くの方々に関わる読んでいただきたい渾身の一冊なので、是非お手にとっていただけると、とてもとても嬉しいですm(_ _)m
>「失敗許容主義」には、人類だけにとどまらず企業が生き残る戦略のヒントがあると考えています。
とあって、「ですよね」という感じです。
特に、昨今のビジネスを取り巻く環境のスピードが速くなりかつ不確実性が増す中で、「如何に高速に失敗とチューニングを繰り返せるか」は重要なテーマになっています。
DXが進まない理由の大きな要因として毎回挙げられますが、日本はローンチ前から厳しくROIを求められたり、完全な事業計画やら稟議書になっていないといけない、完璧なものでないとローンチ出来ないという傾向が強く、顧客からのフィードバックをもとにアップデートするアプローチからは乖離しています。
PwCが2018年に実施したグローバル・デジタル・オペレーション調査でも、「貴社の企業文化と組織体制は、どのようにしてデジタル・トランスフォーメーションを実現化していますか?」という問いに対して、「失敗は、成長する上で必要なものだと認識している」と回答したのは、グローバルでは38%、日本では僅か18%でした。
この企業文化を変えていくことが、デジタル時代でビジネスを成功させる一つの要諦であると思います。
また、多様性についての、以下の指摘も同意です。
>多様性を作ることそのものを目的にするのではなく、ある目的を達成したいと考える「同質性」を持つものをまず集め、多少の環境変化にも対応できるための手段として多様性を確保する、というのが本来の意味での多様性のあり方
最近複数の企業が「purpose」を掲げていますが、こういったビジョンや価値観の共有があってこその多様性であると私も思います。
法「人格」とはよくいったもので、人格(心)の部分で共感出来ないと一つの身体がバラバラに動いてしまう感覚なんですよね…
最近どこかで読みましたが、これからは「企業が“人”のように行動する時代」(SDGsや社会課題解決など、人の根源にある(と信じたい)人間性を持った行動)ということで、そのような在り方を期待してしまいます。
外国籍エンジニアという文化や母語が異なる方々が社内で活躍していくためには、会社の中での「同質性」である、共通の価値観や明確なミッション、ビジョン、バリューへの日常的なコミュニケーションやコミットメントが大切だと感じてます。
価値観やミッションビジョンはどのスタートアップも起業したときにあると思うのですが、一回設定したら十分というわけでなく、社員一人一人に浸透するまで時間がかかったり、お互いの理解や思いを定期的に語って確認しあわないと、一人一人が勝手に異なる解釈し始め、みんなが違う方向に向いてしまっていたりします。
会社のミッションビジョンバリューへの解釈がバラバラ、かつ会社の事業や取り組みと掲げているミッションビジョンバリューとの乖離があると社員が思いはじめたときに、多様性のマイナス面ばかりが露呈し始め、お互いが疑心暗鬼になったり、無駄なコミュニケーションコストがかかり始めたりします。
多様性を取り入れるからこその同質性へのコミットメント、ですね!
世間の常識を覆し、盲点を突く考え方です。
個を偏重する時代だからこそ、同質性への注目が必須になる。差異だけが多様性ではないと。考えさせられる記事でした。
そしてその同質を、目的に賛同している同質性を前提とした多様な個のまとまり、と解釈しています。
共同体としての社会的つながりが崩壊した今こそ、目的に沿った集団形成は必須であり、個の多様性を伸長するためこれまで以上に「同質性」が重要視されることとなりそうです。
SNSやオンラインサロン、サブスクなどはその最たる例で、よく考えてみると同じ目的のために集まった人々がその中で個を表現することこそ多様性なのだ、と思わされる場面が多いですね。
この言葉の意味が重要ですね。核心部分を抉る、すばらしいフレーズです。
多様性を正しく理解するためには、必読の記事だと思いました。
(以下、記事中から引用)
単にバラバラに存在しているものを集めることだけが多様性なのではありません。多様性を考えるには、差異の前提となる土台が必要となります。
企業における多様性も、多様性を作ることそのものを目的にするのではなく、ある目的を達成したいと考える「同質性」を持つものをまず集め、多少の環境変化にも対応できるための手段として多様性を確保する、というのが本来の意味での多様性のあり方です。
企業にとっての目的とは、企業理念や企業文化に賛同した人たちとともに社会的価値を生み出していくことです。その目的に賛同しているという「同質性」を前提として、年齢・性別・国籍・人種などに関係なく、異なる才能や背景を持つ人たちが集まることこそが真の意味での多様性です。
多様性を確保することだけを目的にして差異にだけ注目してしまうと、たとえば企業の目的やフェーズに合わない人を採用してしまうなど、企業として(あるいは部署として)何をしたいのか見失うことになります。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
教養を身につける強みは、この記事のように、多様性への理解が深く、広くなるということかと思う。
『失敗許容主義』の考え、腑に落ちました。
失敗することを前提に様々な可能性を試す
人生は失敗する人が成功する