ゴジェックがトコペディアと合併協議、新会社のIPOも検討-関係者
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Grabとの統合交渉が佳境に入っていたとの認識であったが、トコペディアとの合併対案の検討に入った様子。インドネシアはモビリティサービス2大勢力が激突する市場であり、東南アジアで唯一健全な収益化の目途付けがつかない。先行きは更に混沌とする。GrabもSBVF、トコペディアもSBVFということで、Gojeckがどっちに転んでも手に入れるのはSBVF。
注目のコメント
リー記者からはたまに取材を受けますが、当たり前ですが記者の基本として内部者複数から聞いてちゃんと書いてる人にて、少なくとも協議している事は事実でしょう。協議が成立するかはまた別問題ですが。
しかしいかにも世界ユニコーン戦国時代を象徴する複雑も面白いディール。
東南アジアではUberを打ち負かして吸収したライドシェアトップのGrabとこのGojekが一騎打ちです。その意味で公正取引にどう見てももとるGrabとのそれよりずっと筋が良いとは思います。 https://newspicks.com/news/5308236?ref=user_143212
しかし一方、Gojekのぺイメント事業Grab-Payはインドネシアでは大手一角ですが、その最も強力な対抗馬がOVO
このOVOは元々財閥リッポーが始めたが、リッポーが不動産で不振に陥った事もあり昨年株の多くをソフトバンクに売却、それを機にソフトバンクが筆頭株主のGrabと接近し、Grabのインドネシアにおけるペイメント事業はOVOに寄せている資本業務提携関係にある。
更には、Tokopediaは自前主義を捨てペイメントはOVOと組んで資本業務提携している。
という関係にありながらも今回TokopediaはOVOを捨ててその敵方のGojekと組むかも、という話。
但しTokopediaの外部筆頭株主もまたソフトバンク。
その意味では本ディールが実現するとTokoでは勝つが、Grabにはアゲインスト、というのがソフトバンクの立場。
まだまだ予断は許さない。上場観測がある中で、直前でこんな一手を打たないといけないほど、上場が難航しているのかな、と見えてしまう。
上場、投資家視点で見ると、何の会社だかわからない会社になってしまう。Shopeeの脅威がそれほどなのかと。