シンガポール「食品テック」育む
日本経済新聞
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注目のコメント
食料自給率が低いシンガポールは、以前より食料安全保障への意識が非常に高いと思います。
そのため、積極的にスマート農業を導入しており、細胞農業に対しても、自国に関連スタートアップや研究機関がなかったにも拘らず、先行する米国を勉強しながら自国で準備を進めていました。
日本もシンガポール同様、食料自給率は低いのですが、なまじ、肥沃な土地に恵まれているためか、意識があまり高くないことが課題だと思います。こうした動きが長い目で見てどのような破壊的イノベーションにつながるか、ということを考えると大変興味深いです。
確かに今はこのショーク・ミーツにせよ、他のメーカーにせよ、味もコストも既存の肉と大きく隔たりがあると思いますが、既存の市場の需要を満たすのではなく、他の市場を創造しているという考えで見ていくことが大切になります。
では例えば培養ロブスターはどういう市場を作るのでしょうか。ローエンド型破壊になる可能性もあるでしょうが、それだけでもないかもしれません。
いずれにせよ、大変興味深いテーマです。