緊急宣言、効果を疑問視 特措法改正を優先―政府
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賛成です。
信じない方もなぜか多くいらっしゃいますが、医療崩壊はすでに起きています。
今回の医療崩壊とは端的に言えば「病院のキャパオーバーで普段助かる病気が助からない状態」です。
弱く長くで強制力の弱い、パフォーマンス色の強い緊急事態宣言よりも、法的整備で強制力を持たせた方が良いと思います。
太平洋戦争では劣勢を認めない国民と政府が状況を悪くしました。
今の日本でも医療崩壊を信じないことで、同様のことが起きています。
信じたく無いことをみない、竹槍精神が再燃しています。
現代の竹槍をアビガンと呼びます。
この年末年始で国民の移動は確実にありました。
2週間後に結果として出ると思います。
大切なことなので繰り返します。
【医療崩壊はすでに起きています】
■追記■
民間病院を責める意見を最近よく目にします。
この民間病院の定義はなんでしょうか?
私立の大学病院や総合病院も民間病院ですが、すでにキャパ以上の重症患者を受け入れています。受け入れを断っているとしたら純粋なキャパオーバーです。
街中のクリニックのことだとしたら、無床クリニックでは重症患者の診療にはタッチできないので医療のキャパにはもともと関わっていません。
いま必要なのは重症対応が可能なベッドとスタッフですが、クリニックに一朝一夕では準備できません。
できるとしても検査と初診時のトリアージくらいです。
民間病院への責任追及は本質では無いように思います。
注目のコメント
肺炎球菌の感染で亡くなる方が毎年10万人に達する一方、新型コロナウイルス感染による2020年の死者は3,492人にとどまって85%が70歳以上の高齢者、それ以外も多くは基礎疾患のある人たちです。ベッド数は欧米対比で多いのに適切に使えず医療崩壊の危機が迫ることを脇に置けば、死因として緊急事態にあるとは思えません。その一方、仕事が細って困窮する事業者や個人を支える政府は巨額の借金を負い、自殺者も増えるなど、経済は明らかに非常事態です。
真剣に検討すべきは、経済、健康、医療体制の整備を念頭に施策の優先順位をつけること。
「政府は宣言の効果を疑問視。新型コロナ対策の実効性を高めるための特別措置法の改正を優先させたい考え」とありますが、カネをばら撒いて強制力を発揮する法律を作るなら、先ずはカネをばら撒いて非常事態宣言を出し、然る後に法的な手当をしても同じでしょう。「今回の要請を追認する形で宣言発令に踏み切れば、政府の新型コロナ対策が失敗だったと認めることにもなりかねない。」というのはその通りで、これは知事側の作戦勝ち。政府に検討を要請する形で要求すれば、政府が出させば自分の手柄、出さなくて感染が拡大すればそれ見たことかと非難、出さぬまま収まっても静かにしていれば傷を負うことがありません。悪化する財政、世界なり他の死因なりと比べれば遥かに少ない死者、それでも崩壊の危機が叫ばれる医療体制の間で冷静な判断が迫られるいま、こんな政治闘争が判断を左右する現状にこそ危機感を覚えます。
新型コロナ危機は政府が営業停止に介入する点で地震や台風とは異なりますが、一種の天災であることは同じです。営業停止で生じる巨額の損害を税金で補償することは不可能で、それを営業停止の前提とすることは不適切。営業が止まった事業者の背後には、数多の納入業者や大家、銀行まで被害を蒙る多くの関係者がいますから、一部のみ税金で救えば不公平感が拡がります。だからこそ各国と同じく我が国の政府も東京都あたりが休業補償を一方的に決めてばら撒くまで、資金の支援はしても休業補償はやらぬと決めていたはずです。
どっちもどっち、と感じないでもありません。こんな状況で政府が強権を持つと、経済に責任を負わなくて済む感染症の専門家、知事、メディア等の政府攻撃がますます激しくなりそうで、そっちの方が心配です (・・;ウーン緊急事態宣言によるダメージと効果を考えると、賢明な判断と思います。
新型コロナウイルスの避け方は分かってきて、気をつけている人たちは十分に気をつけている一方で、適切ではない行動をとる人たちが一部いる今、罰則のない緊急事態宣言をだしても、現状でも十分に気をつけている人たちがさらに自粛するだけで感染症対策としてはなんの効果もないことになりかねません。
休校という話が浮上していないことは、ちゃんと前回の一斉休校の時のfeedbackがされているのかなと思います。結局、ボトルネックは有効に活用されているとは到底思えない医療提供体制になっているわけですから、コロナ患者を診る病院や医療従事者に対する支援の上乗せや指定感染症の見直しも含めて、医療提供体制の充実を最優先いただきたいものです。