5G、全国普及は数年後=携帯各社、エリア拡大急ぐ
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>5Gは電波が届く範囲が4Gより狭く、より多くの基地局建設が必要となる。
5Gの電波の届く範囲についてこの記述は一般的に正しいですが、日本ではこれに加えてもう一つ大きな理由があります。Sub-6と呼ばれる5Gで一番魅力的な周波数帯に、既存の別システム(固定衛星通信)がいる事です。これとの電波干渉を避けるために、特に東名阪では5G基地局の出力は相当低いレベルにせざるを得ないようです。ですので、単純に電波の特性だけでなく現在の制度的にも制限があるということ。これは最初から分かっていたことですが、あまり頻繁には報道で説明されていないという印象です。いざ始まってみるとユーザーの期待値とのギャップは大きかった、ということですね。
しかしながら日本には豊富な4Gの電波があります。これらを5Gに転用し、かつ組み合わせる事で競争力のある5Gネットワークがつくれます。これまでよりも各事業者の技術戦略の差が出ると思うので、料金以外にも携帯電話会社を選ぶ要素が出てくることを期待します。
注目のコメント
通信事業者は設備投資するだけで、利用料金は上げられない。
通信の技術はネットワーク機器ベンダーが握っていて、結局ベンダーが儲けるためにマイグレーションを繰り返す。
通信事業者は、ネットワーク全体の設計と基地局用地確保に奔走し、誰得?状態。
この分野は、外資系ネットワーク機器ベンダーが握っていて、日本のネットワーク機器ベンダーはNEC、富士通の2社を残すのみ。国際競争にさらされてこのままでは鳴かず飛ばず。
外資系ネットワーク機器ベンダーを潤すために、日本の国民のお金が使われているって皮肉な結果に。
なんとかこの流れを変えてもらいたい。端的に言えば、情報通信はデフレの世界。
昔はモデム、そのあとISDNやADSLと移り変わり、携帯も2G→3G→4Gと変わり、通信速度は早くなってきた。また電子機器も、性能が10倍、100倍になる中で、価格は変わらないか下がっている(これは半導体のおかげ)。
性能は上がり続け、価格は下がり続けるか横ばいとなることが、最新技術の普及を促進し、世の中全体の進化という形で表れてきている。
ずっとハイテク・情報通信の世界を見る中で、これだけ技術競争が激しい中で単価換算するとすごく安いものも少なくない。コーラなどはもちろん価値があるが、それが値下がりしない中で、対照的に値下がりして経営が厳しい企業もある中で、人々の生活の進化と企業としての結果については、常に考えさせられる。電波利用料、携帯会社もテレビ局も支払っています。
支払いながら、ネットワークインフラを構築およびメンテナンスをし続けなければならないって、なかなかの負担。
なのに、儲けすぎと言われる。
※総務車の電波利用料負担額のページ
https://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/fees/account/change/r01_futangaku/index.htm
※電波利用料値上げに関する記事
https://www.google.co.jp/amp/s/www.jiji.com/amp/article%3fk=2020091300167&g=pol