インフラ損壊前に保険金 損保ジャパン、対策費先払い
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これまでの保険は、毎年の保険料を決めて不特定多数の加入を募り、あとは保険事後が起きて保険金が請求されるのを待つだけの一種の大量生産品ですが、センサーが発達し、ビッグデータをAIが解析する時代になると、製造業が経験したのと似た変化が起きて来る。大量生産品を不特定多数に売ることが中心の時代から、個々の顧客の特性に合わせて部品を変えるといったテーラーメードの商品を売り、販売した個々の製品の現況に合わせてきめ細かいサービスを提供して満足を引き出す時代への変化です。
世界の時価総額ランキング第35位に今現在入っている中国平安保険が、平安好医生という保険でそれを先取りして急伸しました。損保ジャパンのこの保険、保険の対象物の状態をセンサーで日々捉え、壊れる前に適切な処置を取らせる点で、平安好医生に通じるところを感じます。サラッと書かれた記事ですが、DX時代に向けた保険の世界の大きな変化を表しているかもしれません。(@@。チュウモク櫻田CEOが先日の特集で語っていた、保険事業にビッグデータ解析を組み合わせた「事故を起こさないための保険」が早速出てきましたね
【SOMPO櫻田謙悟】日本の大企業はコロナで「ショック療法」を
https://newspicks.com/news/5499986将来の「自動運転」の時代の自動車保険にも応用できるしくみ。交通もそうですが、物流や商品取引など、世の中のあらゆる動きをデータで記録することができれば、異常が発生した際は即時に算定して補償することができます。
別途進めている「未然防止」のための事前予測も可能になりますね。昔から「備えあれば憂いなし」といわれますが、効率的な「備えかた」を開発することで、備え過ぎという状態も防ぐことができます。