餅詰まらせ90代男性死亡 5人搬送、東京消防庁
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餅による窒息の件数を正確に集計した統計データはありませんが、「食物での窒息による死亡者数」の統計データを解析した研究結果があります。
2006年~2016年の死亡統計データを解析したところ、「食物での窒息による死亡」は1年間で1日平均13例ですが、最も増えるのが1月1日~3日であり、1月1日(平均71例)が最も多く、次いで1月2日(55例)、1月3日(45例)となっています。なお、この件数は餅以外の食物も含めた「食物による窒息」のデータです。
明日以降も注意が必要な「餅による窒息」ですが、注意を促したい高齢者層に警告が届きにくいというのが課題です。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/advpub/0/advpub_JE20200057/_article/-char/ja/
注目のコメント
毎年話題になる「餅問題」
安全は「全てのリスクが許容できる状態」と定義されています。
絶対安全はありません。
許容できるかどうかの判断は大きく2つに分かれます。
①メリットがデメリットを上回る。
②文化的背景から社会に受け入れられている。
①の典型は医薬品ですね。
お餅は②です。
アメリカだと銃も②かもしれません。
ですので、お餅は仕方ないですが、こんにゃくゼリーは認めない人が多いのです。
ちなみに、
食道に詰まることを「誤飲」
気管に詰まることを「誤嚥」といい、使い分けています。
参考までに。