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コロナで自宅療養中の都内60代男性が死亡 基礎疾患なし

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    順天堂大学医学部総合診療科 准教授

    どの様な疾患も軽症から中等症、重症を経て死に至ります。自宅療養中の患者が亡くなるという事をゼロにする取り組みは必要ですが、確実にゼロにするには自己管理を十分に行う必要があります。

    SpO2は体内の酸素の指標ですが、90%を下回ると高濃度の酸素を使う目安となります。新型コロナウイルスでは呼吸困難の症状が出にくいという特徴があり、実際にSpO2が80%を下回っていても呼吸困難を訴えず来院される方も珍しくありません。自覚症状だけではなく、SpO2の数字を適宜測定し、対応する必要があります。

    重症化リスクは65歳以上とされていますが、そのほかの年齢では死ぬことがないと言うことではなく、グラデーションです。60代の方は比較的リスクが高いものとして、常に悪化の傾向がないか自己管理する必要があります。この様に感染が広がると、新型コロナ対策を行ってくださる方々にはかなりの負担がかかります。確実に自分の命を守るためには、自分自身での管理をより強化する必要があるのではないでしょうか。


  • 東京洪誠病院 画像診断専門医

    人間の体は、呼吸が足りない場合、人間に呼吸を促すようにできています。これが呼吸困難で、外から見ると、呼吸回数が増えて、大きく呼吸をしているように見えます。呼吸が足りているか足りていないかは、血中の二酸化炭素の濃度で判断します。

    通常の肺炎では、酸素が減る状態では、二酸化炭素が貯まるので、このメカニズムで問題ないのですが、コロナ肺炎では、酸素が減っても、二酸化炭素が増えません。なので、酸素が足りないのに、呼吸困難が生じないのです。もちろん、コロナでも進行すれば呼吸困難が生じます。トランプ大統領が肩で息をしているのを見て、まずいんじゃないかと思いましたが、薬が効いたのか、あっさりと回復してしまいました。

    今、酸素濃度計が配布されているのは、そういう理由です。もし、血中酸素濃度が低かったら、息が苦しくなくても、即座に入院して治療を受ける必要があります。

    酸素濃度が低くても、呼吸困難がないため様子を見てしまい、亡くなるというパターンで、すでに何人か死亡しています。酸素濃度が低ければ、判断力も低下してしまい、アウトです。管理する側に、この知識が十分に普及していないことが大きな問題です。

    このケースがそうだったのかどうかはわかりませんが、多分そうじゃないでしょうか。後は、脳出血を起こしたとか、心筋梗塞になったとかはあり得るとは思います。脳と心臓と肺が大丈夫なら、いきなり亡くなることは、まずないです。


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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    詳細が分かりませんので、この方の亡くなった理由が新型コロナウイルス感染症の悪化によるものなのかもそもそも明らかではありません。

    症状が出始めてからすでに10日以上が経過しており、それまでの健康観察で悪化の兆候がなかったとすれば、COVIDそれ自体ではなく、合併症として生じうる肺血栓塞栓症や心筋梗塞などが生じていた可能性もあります。あるいは、別の細菌感染を併発したという可能性もあります。

    これはただ酸素を測定していればよかった、入院していればよかったと安易に結論づけることもしがたいケースです。ただし、防げる死亡はなんとしても防がなければいけません。情報の詳細が待たれます。


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