米、コロナワクチン接種280万人 年内2000万人目標は大幅未達
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最大の原因は「時期が悪かった」ということだと思います。米国では、Thanksgiving以降はholiday seasonで、大学病院などの勤務体制に大きな変化はありませんが、nursing homeやclinicなどでは、勤務スタッフが大幅に減りますので、その分接種をする側のマンパワーが減少してしまいます。
しかし、だとすれば年明けから大幅に解消されるはずですので、1月の接種の進行状況を見て再評価というのがフェアかもしれません。
なお、米国ではすでにカリフォルニア、コロラドの2箇所で変異ウイルスが同定されていますが、いずれも海外渡航歴のない人に見つかっており、すでに市中で感染が広がっている恐れがあります。そういった意味でもワクチンの普及は急ぎたいところです。日本でもワクチン接種体勢についての自治体向け説明資料が公開されています。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000708055.pdf
V-SYSというワクチン供給や接種予約を一括管理するシステムが立ち上がるようです。
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000707430.pdf
頭の体操として、お住まいの自治体の人口に集団免疫の獲得に必要と言われている7割をかけて、仮に100日で接種を完了するとして一日辺りに必要な接種人数の規模感をざっくり測ってみて下さい。私の地元である札幌で試したところ、準備大切だなぁと正直感じました。
もちろん100日とか7割はかなり希望的な見積もりです。現実にはもっと長期間、もっと低率となるかもしれませんが、その分だけ日本国内のコロナの影響は長期間ダラダラと続く形になります。