「心を燃やせ」424ページ2350円の分厚いビジネス書がバカ売れする理由 - 編集部総出、1年半がかりの渾身作
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現職の高校教諭(国語)です。
活字の読書の価値は
①目的達成、How toのインプット
②教養、自己研鑽
③娯楽
この3つの要素のいずれか、もしくは複数に横断的に現れると考える人が多いのではないでしょうか。しかし私は、
④酔う
を加えたいと考えています。
つまるところ、「果実よりは花」であり、結果よりもプロセスを重視する方々にとって非常に意味のあるツールです。
ペンでマーキングする、ページを折っておく、書き写したり、ノートにまとめる。これらの営みには、十分すぎるほど「電子書籍ではいけない理由」があります。
今後もこのプロセスの価値は無くなるものではないし、むしろ無駄な時間を過ごすことこそ人間の本来のレジャーであることからして、本が売れなくなることはないと思います。
それほど、手で本を持ち、読み進める生き方に、価値を感じていることの表れでもありますね。読書している自分に酔いましょうよ。意味のあることもそうですが、楽しいことこそ、継続できるのですから。あわよくば、①②③④全てを満たす読書を、これからも続けていきたいのです。Kindleで出してくれたら考えるかも。紙はコレクション以外もう買いたくない。
Kindleならペンでマーキングが簡単にできるし、しおりも簡単に、いくつでも挟める。後でそれらだけ抜き出してまとめたりもできるし、繰り返し読みたい本ならそれこそデータの方が良い。唯一勝てないのは、買ったばかりの時のあの匂いかなぁ。あれも再現、というか、嗅覚に訴えかけるようなデバイスも将来出るんだろうか。