コロナで廃業を決めた飲食店経営者が語る、「年の瀬に何を思うか」
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注目のコメント
この記事で何より大事なことは、たとえ廃業し、借金が残ったとしても、連帯保証の履行で個人が自己破産する必要は必ずしもないということです。
多くの経営者が自己破産が怖くて無理な経営を続け、又多くの専門家も偏波弁済を恐れるあまりになんらの彼らに手を貸さず、結果として引くべき時期を誤り、本当の地獄に落ちていくのをたくさん見ただけに、本当に声を大にして言いたいです。
知識がないばかりに、どれだけ多くの人たちが、絶望のあまり自らの命を絶ったのか(私の家族もその中に含まれます)知る人間からすれば、本当に実態を知って欲しい。
知るべき知識は、常に地獄には又仏もいるということなのです。父は昔経営者でした。社長の父をみていつもかっこいいなって思ってました。
ただ私が12歳で20年前ほどに倒産してしまい会社、家も全て失いました。
6年前に家の片付けを手伝って欲しいとのことで実家で書類を整理している時、当時父が弁護士に宛てた手紙を見つけました。a4で4枚ほどの物で会社の状況など赤裸々に書いてありました。こんな切実な思いで1人でこんなに抱えていたのかと知り大泣きしてしまいました。今では父に内緒でそれを持ち歩いております。感情と理屈を別で考えるというのは、とても参考になる考え方です。
やはり、数字は大事であるし、気持ちとのバランスを保ちながら、冷静に事業を見極めていこうと思いました。