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東京都は「救急隊による5医療機関への受入要請又は選定開始から20分以上経過しても搬送先医療機関が決定しない」、いわゆる受け入れ困難事例の数を「東京ルール適用件数」というモニタリング指標の1つとして公開していますが、最近2日間は1日に80件と顕著な増加を認めています。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/cards/number-of-tokyo-rules-applied/
これまでは、4月頃にコロナ患者が急増した時期や8月の猛暑で熱中症患者が増えた時期にこの東京ルール適用件数が増えていました。医療提供体制が手薄になる年末年始の時期に、さらに状況が悪化することが懸念されます。
コロナ禍があろうとなかろうと、勤務医の年末年始やGWは鬼門なのです。
もともと勤務医の残業時間の上限は、過労死上限の倍以上、1860時間に設定されています。そして、連続勤務時間は28時間までに制限し勤務間に9時間のインターバルを置くというふうな、普通に考えるとちょっと考えられないような設定です(昔はもっとひどかったです)。
▷医師の残業上限「1860時間」という新たな案に激論
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/no1860toiutanani
二次病院、三次病院は、コロナ前からぎりぎりの条件で戦ってきています。そして、赤字に苦しみ、場合によっては効率化をという声にさらされてきました。
もうからない手間のかかる業務を行い、教育を行い、場合によっては研究も行っているのだから、赤字体質になりがちですよね。
でも、そのような病院が、いまの非常時の医療を支えていることを覚えておいていただきたいのです。
できれば、このコロナ禍が終わった以降、勤務医の状況がもう少し良くなるように、なにか声を上げてくだされば嬉しいです。
そんな条件の中、この9ヶ月間、感染リスクに心揺れつつ、この第3波に突入しました。家と病院を往復するか、救急外来に行くか、外勤をするかのどれか以外、会食もずーっとしていません。
皆さんもお辛いですよね。
でも、外出などをできる範囲で控え感染対策をお願いします。
さて年末年始、記録的な大雪になるそうです。
これで、外出が減ることを期待したいです。
でも、『けが』には十分、留意してくださいね。
感染症だけでなく、防げる事故を防ぐことも大事です。
望む望まないに関わらず、受け皿はなくなってきています。
誰かのせいにするのは終わったあとに。
なんとか超えたら、、その後に喜び合いましょう。
それよりも今は、皆さんと周囲の大事な方々を守るための行動をしていただければ嬉しいです。
とはいえ、オンライン初詣もあるようですが、別に感染対策をキチッとやって屋外ですし飲食ナシにしたら、ある程度の人数の初詣はできそうですけど。
(オンライン事前予約制とかにして)
それだけは良いですよとも言いづらいし、実際人気スポットはめちゃくちゃ密になりますもんね。
ここにきてリーダーシップに頼って人々の行動は変わるのだろうか、、、まぁ、他に方法もないのですかね。
なお、どうでもいいですけど、予想に漏れず勤務医の私は年越し24時間勤務です。
年末年始をフルで休んでる勤務医なんてほとんどいないでしょうから、個人的にはそれでもだいぶ恵まれたシフトで働いています。
ほとんど休み返上で働いている(返上というかそもそも与えられていないようなもの?)医療者のことを考えると申し訳ないくらいです。
とはいえ、医療者や病院に感謝していただいたり気を使っていただく必要はありません。していただける分には嬉しいのですが。
初心に戻ってご自身とご家族・大切な方のために感染対策をがんばってください。死に至らなくてもやはり闘病は大変ですし、実際受診先を探すのも救急搬送先を選定するのも大変だと思いますよ。
この場で言っても詮方ないと十分知りつつも、「かつてない大きさの第3波が襲いかかってきている。いつ感染爆発が起きても誰が感染していてもおかしくない状況だ。この年末年始が分水れいだ」といった情緒的な言葉を元に物言わぬ大衆に「年末年始は家で静かに過ごし、忘年会や新年会、会食などは行わないよう強く呼びかける」に止まらず、医療体制そのものを何とかすべく声を大にして叫んで欲しい、とついつい感じてしまいます。骨の折れる仕事ではあるのでしょうが・・・ f^^;
あと、医療体制崩壊と叫んでも、街中の医院やクリニックは、年明け3日までお休みに入っているところばかりで、言えば言うほど空々しいです。
もっとはっきりと、街中の医師は休んでいますが、大病院や救急病院がひっ迫しています。街中の開業医は、年末年始は稼働しないので、勤務医や看護師さんが忙しいのです。救急車を受け入れてくれる病院が大変ですと、きちんと言った方が良いです。
先ほど、街中で一人で歩いていて倒れた高齢者の方を乗せた救急車は、受け入れ先が見つからず、しばらく止まっていました。でも、救急車の対角線にある内科医院は年末年始休業です。こういう矛盾した場面に遭遇しないと肌感覚では分からないと思います。
しかし、テレビのニュース枠も少ない年末年始。ここで人の流れを抑えて感染拡大を抑え込もうという国民的な意思が共有できているとはとても思えません。要請ベースの呼びかけは、政治の信頼なくして実効性を持ちえないところがあります。
医療現場にいる知人からも、飲食店の現場で働く知人からも、悲鳴が聞こえてきます。政府と自治体が同じ方向を向いて、政策を総動員して進めないことには、局面は転換できないでしょう。言葉をつらねるだけではオオカミ少年になってしまう恐れがあります。
私は生産者さん飲食店などの繋がりが多いのでそちらの悲鳴に心を痛めがちですが、今はとにかく最悪のケースを防ぐことが第一優先だと思っています。
一刻も早い終息を願います。94歳のおばあちゃんに会いにいける日常が返ってきますように。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a4df926bfbb12533a28a266cf055e583e272718