【大野将平】人間の真価は、「負けた時」にこそ問われる
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柔道の本義について創始者の嘉納治五郎は上中下の3段階を説明していて、試合に勝つ事は下段に過ぎず最終目的とはしていません。上段の柔道は鍛えた心身を用いて社会貢献することを究竟の目的としています。
フランスは柔道指導者を公務員とし、社会貢献できる国民を作るために小学生の教育に活用しています。したがってほぼ全員柔道をやった事があるという状況です。もちろんスポーツに対する考え方は日本と違い、複数のスポーツを同時進行しています。
面白いですよね、柔道本来の目的に沿った教育に使用しているのが日本ではなくフランスであることが。もちろんフランスではオリンピックチャンピオンは絶大なる人気を誇り、スポーツ関係に限らず社会的成功者になっています。大野くんにも大いに期待するところです。
注目のコメント
リオでも圧倒的な強さを誇った大野選手は、昔からずっと強かったのだと思っていました。しかしインタビュー前のリサーチで苦労した過去を知り、より興味を惹かれました。
「負けた時に進化が問われる」「柔道家でなくなった時に、魅力的な人間でありたい」。大野選手の言葉からは、アスリートという以前に1人の人間としての在り方を考えさせられます。
ビジネスパーソンにも響くインタビューになっていると思います。ぜひご一読ください。本題から外れてしまいますが、兄弟の影響力ってすごいんだなあと、考えてみるとそういう話よくあるなあと感じ入りました。私も2人の息子の父親ですが、子供は1人ずつ生まれてくるのであまりそういう感覚はないですが、2人セットで考えた子育てっていうのをもっと早く考えればよかったと思いました。
自分の魅力を磨き続けなければ、よい環境に身をおくことはできず、相乗効果は生み出せないということかと思います。
今の環境は、自分自身を写す鏡であるということでしょうか。
>少なくともチャンピオンでなくなった時に、周りから人が全くいなくなるような人間にはなりたくないなと思います。
>魅力ある人の周りには人が集まると思うし、良い影響を与え合って、相乗効果を生むと思うので、そういう環境に身を置きたいですね。