【新年に考える】「GAFAの時代」は今年も続くのか
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皆が問題があると分かっていてもやめられない、ということかと。
ユーザーがユーザーを呼ぶプラットフォームビジネスの性質上、巨大テックが築いた圧倒的なポジションは、強引な政府介入以外ではしばらく脅かされることは無いと思います。ただ、度々ニュースで「司法省がGoogleを提訴」などという文字が挙がることで、世間が見る目は変わって来ているのは事実。
「GAFAで働くことはもうcoolではない、むしろcontroversialである」という様な認識が広まり、優秀な人材が他に流れていき、長期的には徐々に競争力が低下するというシナリオはあるでしょうか。(ビジネス界における保守層の代表とも言える)MBAの就職ランキングで巨大テック企業が上位を占める現状をどう捉えられるべきなのか。あれだけの機会と好待遇を従業員に提供出来る企業はなかなかいない。
そして、SalesforceによるSlackの買収に象徴されるように、巨大テックに一石を投じ得るポテンシャルを持つ新興企業が、最終的には独立して事業運営するのが難しい様な環境になってしまっていることも事実だと思います。更に機関投資家も個人投資家も巨大テック企業がさらに成長するというストーリーを強く信じており、つり上がった株価を梃子にした企業買収を容易にさせています。
やはり、ユーザー・従業員・投資家といういずれのステークホルダーも、巨大テック企業を「止めたくても止められない」状況下では、政府がよっぽどの強硬手段を取らない限り、すぐに大きく変わることは無さそうです。
【追記】
更に言えば、巨大テック企業に対峙しうる最後の砦としての政府でさえも、中国への対抗を初めとしたグローバルでのテクノロジー覇権を考えれば、「やめられない」ステークホルダーの一人に成り下がります。
注目のコメント
皆様、明けましておめでとうございます。
新型コロナとデジタル化は、自信喪失した西側自由主義諸国の中で日本の相対的な価値の向上をもたらすと考えています。
急に民主主義&テクノロジー国家として日本が注目されるのは、「えー、私ですか??」という感じでもありますが、これを奇貨として世界にいい塩梅のモデルを提示したいところです。
エクストリームな管理社会や個人主義社会を超克したいい感じな社会を提示できる条件が日本には揃っていると考えます。
日本は中高年男性に最適化したところなど、治さないといけない点は多々ありながら、突然捕まったりしない良い国です。希望と混乱のないまぜになった新年は、日本が世界でアジェンダセッティングとルールメイキングをしたいけたらかっこいいと思います。転職・就職市場でビジネスを展開する身としては、今までの日本であったシリコンバレー信仰やGAFAに追いつけ追い越せのような風潮がこれから変わっていった時に、ジョブマーケットにおけるGAFAのブランド力がどうなっていくのかに注目している。またそのブランド力が壊れた時に、本当の意味での一人一人の仕事選びにおける自分軸を持つことが早急に求められることになる。
日本では東大生も大企業や官僚よりもスタートアップ思考が強くなってきたというのがニュースになっても、それは多くの人が「ブランド志向」から脱したのではなく、新たな大企業や官僚に代わるブランドとしてのスタートアップが生まれたにすぎないのではないかと感じてきた。その中で皮肉なことにもう規模としてはメガ企業もいいところのGAFAがずっと日本では眩しく見られてきた。海外では特にZ世代を中心に、ブランドの儚さについてはもう悟られてきていたけれど。
企業のブランドというのがなくなってくる時代に突入した時に、
そしてリモートがスタンダードになるもはや住む場所さえこだわらなければ給与額にさほどの意味もなくなる中で、
自分が本当に幸せで納得いくはたらくを実現できるところはどこか
多くの人が問われるようになる未来ももうすぐ先に感じている。おかしい。実におかしい記事です。
"今の時代だからこそ日本にできること"
たしかに、リモート授業はままならないし、コンピュータのエラーで授業が中断してしまいますし、ブラインドタッチさえしない人間の多いこと多いこと…。
日本の教育界は世間から逸脱しています。
しかし「『GAFAの時代』は今年も続くのか」という題で「巨大プラットフォーマーの未来についてさくっと考えて」いく際に、どう関係するのでしょう。
教育界が先進国のシステムを備えていない、意識が低いというのなら、この標題は間違っています。結局GAFA時代は続くのですか?続かないのですか?
そして、遅れているのは子どもたちではなく大人の価値観ですよね。GAFAを筆頭に「テクノロジーはアップデートされて」いますが、大人たちの子どもに対する考え方や、教育のあり方もアップデートされていくべきだと考えます。
GAFAの動向に関係なく「子どもたちみんな」が「最先端の知見について調べて議論できる、そんな具体的な状況がつくりたい」ですよ。私たち教員も。必ずつくりましょう。