「大雪に対する緊急発表」不要不急の外出控えるよう呼びかけ
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年末年始は特に移動が多く、ただでさえ手薄な医療がますます手薄になります。このタイミングで大雪が降り、立ち往生してしまうと大惨事を招きかねません。不要不急の外出は控えて雪対策を忘れずにお願いします!
記者会見で気象庁側の人材としては黒良さんという方が記者会見されていますが、これは昨年の台風19号の接近の3日前にも記者会見した方で、当時は主任予報官という立場でしたが、今回は気象リスク対策課長として、予想される気象に対しそのリスクを正確に伝えて対策を促す部門の担当者としてお話しされました。
今回は九州では30日の午前中から、また近畿や東海でも30日の夜には寒気に覆われ、太平洋側の平野部でも積雪するような雪になる恐れがあります。特に北陸から山陰にかけては一日で1m近い雪となるところが出てくる見込みで、何もしなければ立ち往生の発生はほぼ確実という状況になっています。
30日から確実に対策してもらうには、28日に発表しなければという意思があったものと思われます。30日から1日にかけては強い寒気のため、雪が降らなかったとしても冷え込みが強まり、特に関東地方の平野部では30日に降った雨がそのまま凍るという状況も考えられます。路面の凍結に対し夏タイヤは予想以上に無力です(冬タイヤでさえ氷は苦手です)。もちろん道路管理者が融雪剤をまくとは思いますが、あれも要は塩なので車体を傷めます。
必要な用事はともかくとして、不要不急の遠出というのは極力控えられるべき状況かと思います。
いっぽうで雪に閉じ込められる恐れのある山間部や、雪の重みで家屋が倒壊する恐れのある場所などでは、逆に早めに街のホテルに移動するなどの対策が必要になるかもしれません。臨機応変さもとても大切です。
また、大雪による死者で最も多いのは、雪がやんだ後の除雪作業です。特に屋根からの雪下ろしでは、先日の大雪のあとも多数の死者を出しています。こうした死者もゼロに持っていきたいところです。どちらかと言うと、不要不急な外出を強制的にでも止めて貰わないといけないのは、コロナよりも大雪ですね。
コロナと違い、自己防衛に限界があります。
いざという時の救助の方々にもかなりの負荷を掛けますから。
大雪対策が比較的きちんとしている豪雪地帯ではない所は、豪雪地帯ほど積雪しなくても交通麻痺してしまうリスクが高いです。
→大雪対策の難しいところはこのポイントです。東京が20cm積雪しただけで交通機関が麻痺するのを強く非難する積雪地帯の方々がいますが、これは筋違いです。