ドキュメンタリーの視聴者数9000万を突破したビリビリ、BBCとの共同作品を年末に配信開始
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ビリビリ動画は中国でビデオ、ライブ放送、モバイルゲーム、コミック事業などを行う、オンラインエンターテイメントプラットフォームを提供する会社です。
当初は初音ミクの個人ファンサイトから始まりました。
趣味サークルのたった4人の集まりからはじまり、2018年にはなんとアメリカのNASDAQ市場に上場するに至りました。
また、2020年5月の時点で月間アクティブユーザーは1億7000万人を超え、2020年第1四半期の業績は前年同月比で69%増加と急成長を遂げています。
2020年6月には人工衛星まで打ち上げ、宇宙事業にも参入しました。プラットフォームはプラットフォーム同士でユーザーの可処分時間の奪い合いが前提となっているので、質の高いコンテンツを集める方向に向かうと考えています。
したがって、UGC(User Generated Contents)のコンテンツの質があがるようにしていくのはもちろん、PGC(Professionally Generated Contents)といったプロコンテンツも組み合わせて提供していくことが今後のトレンドになっていくと思います。ビリビリ動画は4年ほど前からドキュメンタリーに力を入れており、その集大成ともいえるのが今回のBBCとのコラボでしょう。
ドキュメンタリーは知識を得ることもできる教養コンテンツですので、ネットカルチャーが低俗なものばかりになってしまわないように、意図的に増やしてきている背景があります。
党の方針という部分も無くはないですが、例えば昨年は「人生一串」という炉端の串焼きの店をフューチャーした番組が大ヒット。食関係のドキュメンタリーは王道ですね。やはり面白くないとヒットしないという原理原則は同じです。